清和女子中高等学校。創立113年の高知県の私立女子校。キリスト教主義の中高一貫校です。
2025/05/09
聖書 ヨハネによる福音書 15章4~5節
クラスチャペル最終日、奏楽は担任の森田先生とアンサンブルが担当しました。
キリスト教教育週間を通して学んだことをご紹介します。
【『スタンドバイミー』】
5日間のお話を聞いて、どれも平和の大切さのようなものを改めて考える機会となりました。どんな私たちにも、神さまが必ずスタンドバイミーしてくれている。
私は今年受験もありますが、自分の勉強に向き合うだけでなく、周りの人に優しくありたいと思いました。
【『阪急電車』】
『阪急電車』のお話では、叱ってくれる人の大切さを知りました。周りから見ると恥ずかしい、情けない行動を自分がしているかもしれない、と気付かされる体験を、清和で私は毎日のように繰り返している気がします。朝の礼拝で聞く聖書箇所には、時には自分にとって辛い言葉であることもあります。しかし、辛く感じる聖書箇所も、叱ってくれる誰かの存在も、それこそが自分にとって幸いである、ということを、阪急電車のお話を通して感じました。
【5日間を通して】
キリスト教教育週間を通して、改めて聖書の言葉の持つ強さがわかりました。「自分は孤独だ」と思ったり、絶望してしまうような状況になっても、聖書を開けば寄り添ってくれたり、励ましてくれたりする言葉に出会えるという環境は、キリスト教を学んでいる、清和に通う私たちにしかない強い心の支えになると思いました。高校3年生は最後の高校生活の中で、受験や進路に向き合う時間もあり、様々なことに敏感になると思います。そんな時スタンドバイミーしてくれる神さまや、隣にいる仲間がいると知っていれば、互いに大切にしあえると思います。この5日間で学んだ諦めない心、自分の間違いに気付かされて直すこと、一歩踏み出す勇気、そして平和の大切さを、これからの学校生活でも意識して過ごしていきたいです。
キリスト教教育週間を通して、一人ひとりが考えたことをクラスごとに発表してもらいました。
発表に対する緊張や不安もあった中、中学2年生から高校3年生まで、しっかりと朝の礼拝の時を過ごすことができたことは何よりでした。
初日に続き、最終日の森田先生もパイプオルガン初挑戦でした。
毎日こつこつと練習を重ね、当日の奏楽をしっかりと担ってくださいました。
それぞれのクラスチャペルの準備をしてくださった先生方にも感謝です。