2024/06/12 

中学2年生 学級通信 №12

中間試験が終わりました

2年生になって初めての定期試験が終わりました。5教科、3日間の中間試験。納得のいく取り組みができたでしょうか。

2年生のすばらしさは、勤勉さ、誠実さです。試験期間中の放課後、それぞれが教室に残って熱心に学習していました。また、「一緒に勉強しよう。」と友達に声をかけたり、勉強を教えたりする姿もありました。時には仲間と問題を出し合うなどして、工夫してテスト対策を行っていました。この試行錯誤の過程が、きっと自分に合った学習方法の発見につながるはずです。

これから順番にテストが返ってきます。取り組みが結果に直結した人、期待していたような結果ではなかった人、あんなに勉強したのに、と悔しい気持ちになる人。点数だけ見ると、つい、一喜一憂しがちです。これは当然です。一所懸命取り組んだ人こそ、心が大きく動くものだからです。

しかし、テストが返ってきたときこそ、次へのステップアップ、大きなチャンスなのです。分かっているところと分かっていないところを分けることができるよいタイミング。誤りや苦手ポイントから目をそらさず、原因を追究してみましょう。次回、似たような問題に遭遇したときに、「やった!」と、ハードルを超えられるような学習こそ、未来の自分のための本当の学び。

「論語」にこのような言葉があります。

子曰、由、誨女知之乎、知之為知之、不知為不知、是知也。

子曰(しい)わく、由(ゆう)、女(なんじ)に之(これ)を知る(し)を誨(おし)えんか。之(これ)を知(し)るを之(これ)を知(し)ると為(な)し、

知(し)らざるを知らず(し)と為(な)す。是(こ)れ知(し)るなり。(「論語」為政第二17)

【書き下し文】孔子がおっしゃった、「由(弟子の子路のこと)よ。お前に『知る』ということは

どういうことか教えよう。知っていることは知っている、知らないことは知らないと率直になる。それが知るということだ。」
「之(これ)を知(し)るを 之(これ)を知(し)ると為(な)し」…知っていることと知らないことを明白に区別することが本当の知といえる。という意味です。

テストが返ってきたら、自分が何を理解していて何理解できていないのか、を分けること、よく理解できていないと気づいたところは知らないままにしないことを何より大切にしてほしいと思います。それは、学校を卒業しても、大人になっても、きっと役に立つ考え方だと思います。

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