清和女子中高等学校。創立113年の高知県の私立女子校。キリスト教主義の中高一貫校です。
2024/06/18
中間試験後の振り返り
5教科、3日間の中間試験を終えて、結果と取り組みについてふりかえりを始めています。中間試験をふりかえった2年生の感想を紹介します。
初めて、全力で勉強したので、自分をほめてあげたいです…… 次からは、テストの結果だけでなく、ちゃんと勉強した自分を評価していきたいです。
改善することは、宿題や提出物をわすれないようにすることです。今回は寝る前などに気づいたけど、気づかず提出できない!となったら困るので、それを気をつけたいです。この「テスト計画表」を、勉強してもすぐに書かないので、いつ、何時間したかなどをわすれることが多かったです。だから、次からはすぐに書く、もしくはやった時間をメモしておく、などしたいと思います。
今回、一番思ったことは、私は長い時間ずっと集中して勉強することがにがて、なんだと思いました。好きな教科はずっとできます。だから、期末テストは、2~3週間前から、一日、30分くらいこつこつやっていこうと思います。
この「計画表」は、書くのがめんどい、と思うこともあったけど、一目で自分の勉強した時間や科目がわかるから、いいなと思いました。
「論語」第二弾! 中学三年生の教科書にも出てくる言葉ですが、このような言葉があります。
子曰、知之者不如好之者。好之者不如楽之者。
子(し)曰(い)わく、之(これ)を知る者(もの)は之(これ)を好(この)む者(もの)に如(し)かず。之(これ)を好(この)む者(もの)は之(これ)を楽(たの)しむ者(もの)に如(し)かず。 「論語」雍也篇(20)
【書き下し文】先生(孔子)がおっしゃった、「学ぶことにおいて 何かについて詳しく知っている人(知識のある人)は、勉強を好きな人に及ばない。勉強を好きな人は、勉強を楽しんでいる人間に及ばない。」と。
「知る」よりは「好き」が向上する。「好き」より「楽しんでいる」ほうが向上する。知識がある人よりも、好きだと思っている人のほうが物事の上達が早い、さらに上なのは、それを楽しんでいる人たちだ、ということ。学問において、最強の勉強法は「楽しむこと」だと勧めています。好き…心が惹かれること。楽しい…語源は「楽器を演奏すること」つまり、行動。「楽しむ」は自分が実際にやってみて、体験した瞬間、行動のときに感じているものです。ルールを「知っている」ことと、見るのが「好き」なこと、自分がやってみて「楽しい」こと……。もし、上達をめざすのならば、どれが効果的でしょうか。
楽しむためには、どうしたらよいのか考えて、工夫すること。もし、今の勉強法が苦しいのだとしたら、ひょっとしたら、自分に合っていない方法かもしれません。この一年間で、模索しながら、自分に合った学習方法を工夫してみましょう。
今朝の礼拝は、「花言葉」(あじさい)にまつわる話でした 6/6【清和ダイアリーのメモより】
〇 桜。花言葉。あじさいは、色によって花言葉が変わる。花は明日の保障があるわけではないのに、美しくさいている。花言葉は私たちの内面的な美しさ。
〇 花言葉は、悪い意味一つだけじゃなく、良い意味がかならずある。人も花と同じように、よいところもあればわるいところもある。わるいところよりよいところを見つける人になりたい。
〇 アジサイの意味は、色によって異なる。(花言葉) 赤色…愛する、白色…希望。野の花からメッセージをよみとる。なおさら美しい。内面な美しさ。
〇 けんきょに生きる。花のメッセージ。一日一日を大切に生きる。内面の美しさ。花言葉は私たちの内面的な美しさを示している。
「花そのものに性格があるわけではない。私たちが花からのメッセージを受け取ったものだ。」「私たちのうつくしさとは?内面的なもの。花言葉も内面的なうつくしさを表したものばかりである。」という言葉が印象的でしたね。
2年生は、いつもながら、しっかり相手からのメッセージを受け取り、自分で考えながらメモをすることができています。