清和女子中高等学校。創立113年の高知県の私立女子校。キリスト教主義の中高一貫校です。
2024/06/27
力合わせた!学園祭
本日、6月22日(土)、学園祭! 無事終了しました!!自分たちで考え、本当に、よく動いていました。
展示発表「戦争と平和(長崎)」は、まず、あらゆる本を開いて読んでみて、「知る」ことから始めました。さらに、自分が特に関心をもった内容にしぼっていきました。そして、6月の中間試験最終日の午後から、すぐに調べ学習に取りかかりました。とはいえ、実際に調べていくと、情報が非常に多く、情報の取捨選択だけでも、かなり時間を要したと思います。しかし、限られた時間のなかで、しっかりまとめあげました。
模擬店では、クラスメイトと相談したり、協力したりといった場面が多くみられました。学園祭は、おおまかなことから、細やかなことまで、決断と計画と実行の連続です。まずは、学級として何をやってみたいか。また、「縁日」に決まってからも考えることが盛りだくさん。くわしい内容、購入する駄菓子やジュースの種類等、役割分担、会場のレイアウト、シフト表……。話し合いの場面も自然に増えていきました。その姿は、本当にたのもしく、安心して任せることができました。
前日、前々日の準備でも、それぞれの場で活躍してくれました。協力してお菓子を詰め合わせたり、遅くまで残って教室を整えてくれたり、売り場のアイデアを出してくれたり、職人技でヨーヨーをずっとふくらませてくれたり、展示を手伝ってくれたり、ユニークで素敵なポスターを描いてくれたり……。廊下を通る先輩たちから「おもしろそう!」「弟を連れて、ぜったい来ます♪」など、「わくわく」の言葉をかけてもらいました。
当然ながら、平常の授業と並行で行事に向けた活動も進むので、するべきことが果てしなく思えて、具体的にゴールが見え始めるまでは、慌ただしさにしんどさを感じた日もあったように感じます。しかし、「できることから」「少しずつ」そして、「確実に」進めていきました。程なく見通しが立ち始め、どんどん自分たちで行うことができるようになっていきました。
当日、もともと少ない人数であることに加え、特に最初の時間は、部活動発表も同時進行で、二足の草鞋(わらじ)の生徒も、学級に残って接客する生徒も、互いに忙しかったですね。終わった後はどっと疲れがきたと思います。しかし、からだは疲れていても、達成感があり、実に心地よい疲れだったのではないでしょうか。
この学園祭では、さまざまなことにチャレンジし、力を合わせてのりきるという経験を積みました。これが成長につながっていくのだと思います。誠実に物事に取り組む2年生の良さが、いっそう輝いた学園祭でした。それぞれ力になってくれた仲間たちにも、互いに「ありがとう!」を伝えたいですね。みんなで相談しながら無事やりとげてくれて、本当にありがとう。一つ一つの経験が宝です。