学校生活|高校

2024/06/26 

学園祭の取組み 2年B組 学園祭について 担任 片山 聡

〇展示

2Bの展示のテーマは生徒会からの平和について考えるところから、始まりました。

そこから、「自然の豊かさ」というテーマになりました。

展示方法や、どのように平和というテーマにつなげていくかアンケートを取ったところ、写真と模型という案が出ました。その結果から実行委員と話し合い、

・「山」「海」「街」のグループに分け、身近にある自然の写真を自分で撮ってきて、それを展示する。(模造紙班)

・今の地球と将来の地球の模型を作って展示する。(模型班)

というものでした。

模造紙班では4つのそれぞれの班で今の問題点を探り、そこから、いま私たちが考えなくてはいけない事、今できる事を探していきました。そしてそこから平和につながるということまで自分たちで考えました。

問題点を探るのは比較的簡単だったように感じましたが、「平和」というテーマにどうつなげていくかにすごく悩みながらも班員たちと考えながら模造紙の作成を頑張りました。

写真はネットで拾ってきた写真ではなく自分たちで撮ってきた写真に限定したので、身近にある自然を生徒自らでも実感できたように思うので良い活動だったと思う。

また、普段あまり話していない人とも会話が見られたのでその点でも班での活動は良かったと思う。

 

模型班ではまずどのような模型を作るのかを考えた結果、地球儀の形の模型を作ることになりました。今の地球と地球温暖化などの環境問題が深刻化していってしまった地球を調べて実際の模型にしてみました。僕の予想では砂漠化が進み、砂を張り付けるようなのが面白そうだなと感じていましたが、未来の地球は海面上昇がすごくてほとんど海になっていました。沈んでしまった島の中には日本もありました。

模型はカラーボールや、スポンジシートなどを上手に使い、うまく表現されていました。

模型の発表に伴い、なぜこのようになってしまったのか、今できることは何なのかを調べ、前日に黒板に書いてもらいました。

 

もっともっと自然の写真や緑や青であふれさせたかったがあまり写真が集まりませんでした。しかし、展示全体を見ると、「自然の豊かさ」の大切さを訴えていると感じることができました。

 

〇模擬店

模擬店の初めはかき氷をすると決まっていましたが、3年生に譲ったためフライドポテトを作ることになりました。味のアンケートの結果いろんな味でトッピングをすることになりました。チョコやゆかりという意見は少数でしたがたくさん味があった方が楽しそうだったので種類は多めに用意することにしました。

前日祭の前日、調理班はエプロンがいるという伝達をしていましたが、誰一人エプロンを持ってきていないと朝のホームで分かったときには言葉を失いましたが、畠中先生が予備をいくつも持ってきてくれていたおかげで、助かりました。

試食では大きな鍋ではなかなか火力が足りず、うまく揚がりませんでした。すごく心配そうに見ていたので、本番がすごく怖かったです。

学園祭本祭ではガスのフライヤーをレンタルしましたが、思ったより冷凍ポテトで油の温度が下がりすぎてしまい、当初の予定よりだいぶ揚げるのに時間がかかりました。すごく不安でしたが、やっていくうちにだんだんと皆慣れてきて、ポテトが上がったときには、みんなで「ポテトが揚がりましたー!」と宣伝してくれました。会計をしてくれた人もスムーズにお客さんと会話ができていて、あまり教えていないのに頑張っているなと感じました。

結果的にはポテトは山のように余りましたが、多くの人に食べてもらえてよかったという感想が多くあり、達成感を感じてもらえたかなと思います。

 

この学園祭を通して、新しい交友関係が広がったかなと感じます。また班での協力もできました。クラスが一つの目標に向かってそれぞれが頑張っている姿が見られました。

2年生はチャペルクリスマス、研修旅行と学年で成し遂げなければいけないことがあります。今回の学園祭の経験を次に活かしてほしいと思っています。

 

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