礼拝の話

2025/06/09 

校長 小西二巳夫

聖書 ヨハネの手紙Ⅰ 4章9~11節

今日の聖書の箇所はヨハネの手紙Ⅰの4章9節から11節です。
キリスト教の基本的な考え方は、今のあなたではダメ、ダメな自分を変えなさい、ではありません。
努力しなさい、そうしたら救ってあげましょう、ではありません。
今の私をそしてあなたを「ダメとはいわない」ということです。
私のままでいい、あなたのままでいい、とキリスト教は考えます。
私が身代わりになって救ってあげましょう、とやって来たのがイエス・キリストです。
ただ話はそこで終わりません。
もし、「自分がそのようにトコトン受け入れられている、肯定されていることがわかったらどうなのか?」です。
否が応でも変わっていく、変わらざるを得ない。そういう形で、一人ひとりが成長していくのを待つ。それがキリスト教です。
たとえ誰からも自分が愛されていないと思う場合でもそうです。
人間を超えた存在であるイエス・キリストの神がいるではないか、ということです。
トコトン大切にされていることがわかったら、それが自分のこれからを支える力、生き抜く力になります。

せっかく清和の生徒になったのです。
せっかく清和で働くようになったのです。
自分がトコトン愛されている、それを知った人になりたいものです。
そのことを実感できる機会が、清和にはさまざまな形で用意されています。
それでは今週の一日一日に取り組んでいきましょう。

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