礼拝の話

2025/06/06 

楢 本(英語科)

聖書 コロサイの信徒への手紙 4章6節

次の日曜日は「ペンテコステ」(聖霊降臨日)という教会の祝日です。
ペンテコステは「言葉の回復」の日です。
それはイエス・キリストが復活してから50日目のことでした。
その日はちょうどお祭りで、色々な国の人々がエルサレムの町に集っていました。
そこにいたどの人も自分の国の言葉でキリストのことが話されているのを聞いた、というのです。
それは「言葉の回復」の始まりでした。
この日、人々は世界中にイエス・キリストの愛を伝える言葉を持ったのです。
そのためこの日は「教会の誕生日」とも言われます。

キリストの十字架と復活の愛によってできた教会、そこに降った聖霊の力が私たちをも励ましてくださいます。
人と人の心をつないでくれます。
素直な心で言葉を出せない私たち、正直に謝れず、私は悪くない、という思いに囚われている、そんな私たちにイエス・キリストが命をかけて愛のわざを完成してくださったのです。
人とわかりあえないと言う私達の心の重荷はもう取り去られています。
だから勇気を持って語りましょう。
勇気を持って受け入れましょう。
勇気を持って言えなかった一言を言葉にして伝えましょう。
だから勇気をもって一歩を踏み出しましょう。
「塩で味付けられた快い言葉」で語り合いましょう、受け入れあいましょう、
謝りましょう、許しあいましょう。
散らされた言葉はキリストによって回復しました。
私たちは信じあえる存在となっているのです。
だから今日を大切な第一歩にして歩んでみましょう。

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