清和女子中高等学校。創立113年の高知県の私立女子校。キリスト教主義の中高一貫校です。
2024/11/26
11月10日(日)、第36回高知県マーチングバンド・バトントワーリングフェスティバルが、くろしおアリーナで開催され、中学3年生のバトン部2人が出演しました。
今年度、中学3年生は高校受験もあり、フェスティバルに参加できる最後のチャンスではあるものの、毎日放課後は補習が入り、なかなか通常の練習ができない日々が続いていました。
それに加え、校外研修旅行、中間試験もあり、今年度フェスティバルへの出演は諦めようと思っていました。
しかし中学3年生の2人から「清和のバトン部として、最後のフェスティバルにどうしても出たい」と申し出があり、フェスティバルまでの短い限られた時間の中で作品を心ひとつに仕上げていきました。
フェスティバル当日、緊張とこれで最後かという複雑な気持ちの中での迎えた本番。
それぞれがベストを尽くし、清和の最後となる作品を披露することができました。
無事演技を終え退場しようとした時、マーチングバンド協会から清和のバトン部へ、メッセージと花束をプレゼントしてくださいました。
清和のバトン部は、皆さんに愛され、支えられていたと感じた瞬間でした。
大きな拍手に包まれ、退場まで我慢していた涙が溢れていました。
中学3年2名、高校1年1名、計3名で最後のバトン部としてともに支えあい、日々を過ごせたことは本人たちにとって大切な時間となりました。
今まで応援してくださった皆さま、そして最後まで支えてくださった保護者の皆さま、本当にありがとうございました。
〔アナウンス全文〕
ただ今の演技は、今回のフェスティバルの出演が最後となる清和女子中高等学校バトントワーリング部の演技でした。
清和女子中高等学校バトントワーリング部は、当協会主催のフェスティバルにも当初から出演され、高知県のバトントワーリングのリーダーとして頑張ってくれました。
しかしながら色々な事情があり、現在は生徒募集がなされていません。
今回出演のお二人ともう一人、計三人が、バトントワーリング部の最後の部員となりました。
今回の出演は、二人から人数が少なくなっても最後だから絶対出演したいと声があり、今日の演技発表になったとお聞きしています。
その気持ちと頑張りに拍手を送り花束を贈呈したいと思います。