清和女子中高等学校。創立113年の高知県の私立女子校。キリスト教主義の中高一貫校です。
2021/10/22
1学期に定植したサツマイモの収穫を行いました。
高2教養は週1回授業があります。一畝に15ほど定植してから、何度か除草をしていました。芋づるもしっかり長く伸びて、サツマイモは大きく、またいくつも芋がくっついているツルもありました。収穫してから、一番大きいサイズのサツマイモができたつる2つと、一番小さいサツマイモのできたつるの比較をしました。親づるの長さと枝分かれしている子づるの長さを計って、サツマイモの大きさと関係がどうあるのかを観察しました。
中学の清和オーガニクスでもサツマイモの収穫をしました。毎年サツマイモの収穫をしていますが、清和オーガニクスの授業は月に一度しかなく、畑の除草もなかなかできない状態で、夏休みの登校日に除草したのみでした。高2教養の畑に比べ雑草が生い茂り、イモのつるが見えない状況でした。慎重に芋のつるを探し、手繰り寄せてつるの根元を見つけて掘るという作業になりました。掘ったサツマイモは小ぶりで少ない量でした。講師の先生から、「作物は人の足音で育つと言われている。手をかけて育てれば大きく、おいしい作物が実る。手をかけずほったらかしているとこのように小さなサツマイモになってしまいます。」という話がありました。中学生は、先に掘った高2のサツマイモの大きさと自分たちの畑のサツマイモの大きさを比較して何か感じてくれたでしょうか。
今回掘ったサツマイモは、キュアリングをして何か活用法を考えたいと思います。