清和女子中高等学校。創立113年の高知県の私立女子校。キリスト教主義の中高一貫校です。
2020/11/27
今週は人権ウィーク
人権部の先生方のチャペルでした。スタートの月曜日はチャペルデイ、校長先生がシルヴァスタインの「ぼくを探しに」という絵本からお話ししてくださいました。人生は自分探しの旅、清和の6年間で皆さんはどんな旅をするでしょうか。みんなの感想から紹介します・・・
*「ぼく」が自分に足りない「かけら」を探しに旅に出て、「自分はこのままでいい」と思えたように、1回旅に出て、自分の個性を見つけたいと思いました。自分のかけているところを完全になおそうとはせずに、それも含めて自分のことを好きになりたいと思いました。他の人の欠けた部分も見つけて、一人ひとりのことを理解したいと思いました。
*主人公は自分の欠けた部分にぴったりな形を見つけてはめて、完全な形になったけど、完全になる前までは出来たことができなくなって、自分にとって何が大切なのかを知ることができたのは良かったと思う。
*自分に欠けている足りない部分があると思っていたことが、個性だということを知りました。私はこれからの旅では欠けたところを見るのではなく、自分の個性を生かしたことができるように、本来の自分を探そうと思います。そのために今の自分をしっかり受け入れながら清和での6年間の旅を続けたいです。
*主人公が自分のカケラを探す旅をする絵本を見ました。完全体になる前はミミズと話したりカブトムシと競争したり、ちょうちょが止まったりして楽しんでいました。でも自分に合うカケラを見つけて完全体になったら前みたいなことができなくなりました。見た目が完全体でもその人自身が楽しくなかったら意味がないんじゃないかと思いました。
私は自分に自信がなくてよくモジモジしてしまいます。そんな自分が嫌だから自分のことが好きではありません。
*今日のお話で苦手だと思っていることも違う角度から見ると、新しい発見があるということを知りました。主人公は足りないカケラばかりを求めて今ある幸せに気付かないままでした。本当はもうあるのに、それに気づかず求めていることがあるのだと知り、今自分にある恵みに感謝して生きることが大切だと思いました。
*人は欠けた部分、すなわち自分の個性を素直に受け止めていかなければならないと思います。
たとえ自分が嫌いでもその自分を受け入れていかなければと思いました。
*一人ひとり欠けているものがある。そのことで悩むこともあるし、気になったりするけど、他人と違うということはその人だけにしかないということだから、それを受け入れていくことが大切だと思う。
*欠点を探すのはとても良いことと言えると思えた。自分を見つめ直すことができる。