清和女子中高等学校。創立113年の高知県の私立女子校。キリスト教主義の中高一貫校です。
2018/10/15
清和は今、定期テストに向けて真剣な取り組みの最中です。日常の学びを大切に考える清和にとって、定期テストは学習への自らの取り組みが問われる時です。いい点数を取ることだけを、つまり結果の良し悪しだけを求めるのではなく、どのように取り組むのか、その姿勢と過ごし方を大切にしてもらいたいと考えています。学校も社会のようにいくつものことを同時に取り組まなければなりません。それが生きていく上での基本です。清和も同時進行でクリスマス行事に向かいます。特に12月15日(土)のチャペルクリスマスに全力を尽くします。チャペルクリスマスで参加者が楽しみにされているのがイエス・キリストの聖誕劇(クリスマスページェント)です。高校2年生を中心に演じられます。そのあたりのことについて高校2年生の担任が次のように書いています。
チャペルクリスマスに向けて①
聖誕劇の配役決まる
12月15日(土)に行われるチャペルクリスマスの聖誕劇の練習が今週から始まりました。聖誕劇の配役にまず悩みました。一人ひとりの生徒の持ち味が最大限に活かされるような配役になるようにと何回も議論を重ねました。でも悩んだ甲斐がありました。「この人ならきっとやってくれるにちがいないという思いで選出しました」と、私の思いと共に一人ひとりに配役を伝えていきました。生徒の何ともいえない緊張した表情が今でも鮮明に残っています。ヨセフ・マリア・天使・ヘデロと大事な役にあたった生徒の名前を呼んだ時、クラス全体を盛り上げるような拍手が巻き起こったのです。その時、「今年の聖誕劇はきっとすばらしいものになるに違いない」と確信しました。生徒たちは過去に行われた聖誕劇のビデオを、時に笑顔も見せながら興味深く見ていました。生徒たちは今真剣に劇の練習に取り組んでいます。キャストだけでなく、照明、衣装、ハンドベル、アンサンブル等、全ての協力があってこその聖誕劇です。ぜひ、多くの方に見に来ていただきたいと思います。