2023/03/18 

高校部通信 第22回

2022年度 年間標語聖句 詩編 126編 5~6節

涙と共に種を蒔く人は喜びの歌と共に刈り入れる。

種の袋を背負い、泣きながら出て行った人は束ねた穂を背負い喜びの歌をうたいながら帰ってくる。

2022年度が終わりました

無事、終業礼拝を迎えることができました。通知表は、自分のこの1年の頑張りの表れです。しっかりと受け取ってください。

さて、今年度を振り返ってみて、あなたの1年はどのような1年だったでしょうか。一人ひとり感想は違って当然です。

その違いをどのように自分自身で受けとめ考えるかが、これからの学校生活を送るうえでも大切になるでしょう。学校という場所は、生活環境の違う一人ひとりが集まって1つの社会を形成している場所です。気が合う人、ちょっと苦手だと思う人、その一人ひとりの存在を通して私たちは成長していきます。学ぶことも同じです。苦手な分野を通して、得意分野の新たな一面を知ることもあるでしょう。反対もまた然り。得意分野のやり方を通して、苦手分野の解決策が見つかるかもしれません。高等学校はそれぞれの学年で必要な単位修得をすることで、進級・卒業へと向かうことができます。

春休みは、ちょっと休憩して次の学年への準備をする時です。桜の花が冷たい冬の時期、冬眠することで、きれいな花を咲かせるように、みなさんも次の学年をスムーズに始めるための休養期間が必要でしょう。

4月に学校生活をしっかりと始めることができるように、生活リズムは崩さずに、よい春休み期間を過ごしてください。

≪新年度に向けて・基礎学力テスト≫

2023年度は、4月10日(月)から始まります。One Weekや教科からの宿題にはていねいに取り組んでください。基礎学力テストは4月11日(火)に行う予定です。

進路を考え、実現していくために、自分がどの程度の力・学力を持っているかを知ることはとても大切です。全国的に見て、実際にどのくらいの実力を持っているのかを知ることができる外部テストですので、しっかりと準備をして臨んでください。

≪2022年度を終えるにあたり≫

今年度の年間標語聖句を1年間、高校部通信の左上に掲げてきました。とても心慰められる聖句だと思っています。しかし、これを読むときの自分自身の気持ちによって、受け止め方が変わる聖句だとも思って読んできました。みなさんはいかがでしょうか。

同時に、わたしたちのさまざまな困難は、困難だけで終わることがなく、苦難の先には必ず希望が与えられるということが示されている励ましの聖句でもあると思っています。わたしたち一人ひとりは、種を蒔く人であり、またその種そのものでもあります。

お互いを大切に育てることができるよう、ここで少し休憩。また新しいステージへと向かいましょう。

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