高2　選択教養　味噌作り

学校生活｜高校

2023/02/09

今回の高2選択教養は「味噌作り」をしました。

選択教養の授業では味噌の材料として、1学期から「完全天日干し塩」を作り始めました。また、大豆の種を畑に植えました。

9月に塩は完成しましたが、残念ながら大豆はカメムシの餌食になって収穫することができませんでした。

今回は、山形県の大豆と、米麹、そして、授業で作った塩を使い味噌の仕込みをしました。

大豆は3日前から浸水させ、十分に柔らかくしてから鍋や圧力鍋で煮込みました。生徒たちは、その大豆をマッシャーや麺棒を使ってつぶしていきました。そして、次に米麹と塩を混ぜ合わせて「塩切麴」を作ります。味噌はこの「塩切麹」をきちんとやっておかないと、塩がムラになってしまい味が落ちます。しっかりと手で米麹と塩を混ぜ合わせました。

そしていよいよつぶした大豆と塩切麹をよくこねて混ぜ合わせ、耳たぶくらいの固さになるまでよく練って完成です。

普段食べている味噌は案外簡単にできます。あとは時間が味噌をゆっくりと美味しくしてくれるのです。

この授業で作る味噌は、添加物も入っていなくて、塩も手作りなので本当に美味しい味噌になるのです。

よく練った味噌は、ボール状にして樽の壁に貼りつけながら、空気が入らないようにまんべんなく押してラップをかけて保存しました。

食べごろは、生徒たちが高3になった9月ごろです。さぁ、今年度の味噌のできはどうなるでしょう。