学校生活|高校

2022/11/04 

高3 実践教養 玉ねぎの皮の染色

高3の実践教養では先日の藍の生葉染に続いて、今回は玉ねぎの皮を煮だして染色をしました。今回も、染色家の山﨑香織さんを講師に迎えての授業です。

玉ねぎの皮を大きめの不織布にたっぷりくるみ、ぐつぐつと沸騰させると茶色の煎じ液になります。今回は、さらし布に模様を入れてみました。山﨑先生がお手本で持ってきてくださっていた絞り模様を参考に、生徒一人ひとり好みで絞りを施していきます。

そして、煎じた玉ねぎの皮の液体に入れて15~20分ほどぐつぐつ煮ます。今回山﨑先生が持参してくださった玉ねぎの皮がとても濃く出て、茶色に染まっていきます。

次に焙煎液で色止めしますが、ミョウバン・銅・鉄とその種類によって仕上がりの色が変わってきます。生徒たちは色見本を見て好きな焙煎を選び染色した布を入れていきます。同じ玉ねぎの皮で染めた布ですが、からし色やキャメル色、グレーに近い色に変色します。

このように、身近にあるもので簡単に染物ができることを体験しました。白いハンカチやシャツなど、薄汚れてきたころにこうして染め直してみることはSDGsの観点からとても有意義なことです。簡単に捨ててしまうのではなく有効に再利用することも、自分にできる持続可能なことだと生徒たちに認識してもらえたらと思います。

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