礼拝の話

2019/01/30 

1月28日(月) 小西二巳夫(校長・聖書科)ヨハネによる福音書3章16、17節 「命の値段は62円でした」 

戦争中の日本には徴兵制度がありました。召集令状を出す時の葉書代が一銭五厘、現代なら62円です。世の中には、人の命を無限の価値をもつものから、62円かそれ以下に変えようとする方向にいつでも力が働いているのです。私たちに今求められているのは、62円にされてたまるかという感覚をしっかりもって生きることです。普通の人が普通に暮らせる平和な世の中こそが大切なのだとの気持ちをお互いがもつことです。

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