礼拝の話

2020/01/31 

1月30日(木) 聖書マタイによる福音書22章37節~38節 家庭科 青柳

「今年の高3のイメージは?」と聞かれると、私の中では笑顔が出てきます。
みなさんの笑顔を見ていると、とても可愛く素敵だなぁって思います。
常に笑顔でいることはとても難しいです。日々の生活の中で、辛いことやしんどいこと、悲しいことは沢山あります。私自身、そのような感情が表情に出ることばかりです。顔に出さないようにとおもっても出てしまいます。
みなさんは、そんな時に友達や家族の笑顔に元気をもらったり温かい気持ちになったりしたことはないですか?笑顔は、自分自身を高めるだけではなく、誰かの元気や支えになることがあります。マザーテレサのあふれる愛という本の中にこんな言葉を見つけました。
あなたに出会った人がだれでも
前より気持ちが良く明るくなって帰れるようにしなさい
親切があなたの表情に、まなざしに、ほほえみに
あたたかく声をかける言葉に表れるように
子どもにも貧しい人にも、苦しんでいる孤独な人すべてに
世話するだけでなく
あなたの心を与えなさい
という言葉です。
私はこの言葉に出会った時、こんな風に日々を過ごすことができたらたらどんなにいいだろうかと思いました。表情や眼差し、微笑みや温かい言葉、そして笑顔を心がけてることで、自分と会った人が少しでも気持ちよく明るい気持ちになってくれたらそれほどに幸いなことはないでしょう。笑顔を向けることは、心を向けることでもあります。心を向ければそこには関係が、繋がりが生まれます。
そして、みなさん一人一人の笑顔には、その力があると思います。
高校三年生の皆さんはこれからそれぞれの道を歩んで行きますが、みなさんがこれから出会う人が、みなさんの笑顔によって元気になったり、明るい気持ちを持ち、多くの繋がりを育むことを願います。
また、それと同時に悲しみや苦しみの中に居るとき、皆さんを笑顔で支えてくれる人が必ずそばにいます。そのことを忘れないでほしいと思います。
最後に、マザーテレサは笑顔についてこのようにも語っています。
いつもお互いに笑顔で会うことにしましょう。笑顔は愛の始まりですから。

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