礼拝の話

2019/04/26 

4月26日(金)聖書:コリントの信徒への手紙Ⅱ 4章16~18節 社会科 堀内 亨祐

私には農業の師匠がいます。そのお師匠さんは無農薬でお米を作っています。
周りの化学肥料を使ったり、農薬を使ったりしているところに比べると、苗の育ちも遅いし、貧弱に見えます。
ある日、「周りに比べるとどうしても小さいですね」と尋ねてみました。
すると師匠は「今は一生懸命、根を張って下に成長しているんだ」と答えました。
私はその答えに感動しました。
地上で目に見えなくても、地下の見えない部分で一生懸命、根を張ろうとしている。
根が張っていれば、栄養を取れるし、ちょっとやそっとの台風では稲は倒れないんです。
反対に、短期間に育ってしまった稲は、根をしっかりと張れなかったために、少しの風で倒れてしまうことがあります。
私たちは、すぐに目に見えて結果が出なければ、すぐに諦めてしまうことがあります。
でも、目に見えない時や目に見えない部分が、やがて明らかにされることがあるんだな、と思いました。
私たちの心にも同じことが言えるのではないかと思いました。
心は目には見えませんが、確かにあります。
私たちを造っている大切な部分です。
明日からの大型連休、ぜひ自分の心と会話する時をもってください。
もし、心が疲れていたり、栄養が足りていなかったりしていると感じているならば、この連休を使って、栄養と休養をあげてください。
連休明け、みんなでチャペルに集まって清和での学校生活を再開できるよう祈っています。

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