礼拝の話

2020/07/07 

7月7日(火)聖書 マタイによる福音書 5章9節 数学科 須賀

天使チオバラニのお話。

マンナカ山の小さな家にユレルという小さな女の子がいました。

頭の真ん中から黒いほくろが点線のように続き、体を半分に区切っていました。

ユレルは自分の体についているほくろがとても嫌でした。

天使に願いましたが、消えませんでした。

ある日、青の国と赤の国がマンナカ山は自分の国のものだと戦争を始めました。

相手の国が間違っている。

戦争はしたくはないがしかたがない。

平和と正義のために戦うのだ、とわけのわからないことを言っていました。

毎日毎日、たくさんの兵士たちが平和と正義のために死にました。

ユレルはこの2つの国が同じように好きでした。

「天使さま、私はどうなっても良いのです。この若者たちの命を助けてください。戦争をやめさせてください。」

ユレルが祈ると同時に驚いたことに天使が現れました。

今まで毎晩お祈りをしても来てくださらなかったのに。

天使は悲しそうに笑いながら「自分のために、いくら一生懸命お祈りをしても、私は聞いてあげられない。今日、あなたは初めて自分以外の大勢の人のために祈りました。」

天使はユレルに自分の名を100回呼ぶようにいいました。

「天使チオバラニ!」とユレルが100回呼ぶと、傷ついた兵士たちから流れ出ていた血はみるみるうちに固まり、美しいバラの花になりました。

そして戦争が終わりました。

ユレルのほくろもきれいに消えました。

聖書は言います。

あなたの隣人を愛しなさい。

求めよ、さらば与えられん。

平和を実現する人は幸いである。

彼らは神の子と呼ばれる。

クリスチャンは「祈り」という力を持っています。

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