礼拝の話

2023/01/23 

1月11日(水) 聖書 マタイによる福音書 6章28~29節 社会科 山脇

新しい年が始まり、学校も3学期の歩みが始まりました。

年末年始は全国的に寒波が到来し、高知でも12月23日は観測史上最も多い積雪量を記録しました。

学校の周辺も雪で覆われ、辺り一面雪国のような状況で、昨年のクリスマス前は雪による混乱が見られましたが、例年、クリスマスが近づくと街のあちこちで華やかなイルミネーションが見られるようになります。

我が家のお向かいの家にもイルミネーションが飾られました。

我が家のお向かいは、昨年引っ越しされてきたご家族で、お子さんが3人いて、休みの日には外で遊ぶ元気な声が聞こえてくる、とても楽しそうなご家族です。

その家にイルミネーションが飾られたのは、ちょうどクリスマスの1週間くらい前でした。

年が明けた今もイルミネーションが飾られているのですが、そのイルミネーションが何とも言えない優しさを与えてくれます。

夜、家に帰るとお向かいの優しい光が見えてきて、車を降りて、家に入るまでの間、お向かいの家の中からお子さんの笑い声が聞こえてくる時もあります。

その楽しそうな笑い声と、外壁に飾られた電飾の優しい光を見ると、こちらも嬉しい気持ちになるから不思議なものです。

あたたかさや優しさを感じるものは、案外身近な所や些細な出来事、何気ない会話の中にあるのかもしれないなぁ、と思いました。

今日の聖書箇所には、栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾ってはいなかった、とあります。

外見を着飾らなくても、神は野の花以上に私たちに必要な物をすでに与えてくださっているとイエスは言うのです。

自分を良く見せようとして、必要以上に見栄えを良くするのではなく、すでに神が与えてくださっているものを大切にすることを、今日の聖書箇所は教えてくれています。

お向かいのイルミネーションは、決して派手ではなくとも、あたたかさと優しさを私に与えてくれています。

新しく始まったこの1年の歩みの中にも、きっと自分の身近にあるものから、些細な出来事の中から、何気ない会話の中から、励まされることや優しさを感じることが多くあるのだろうと思います。

そのような普段は気づきづらい、身近な、些細な、何気ない出来事を大切にして、その中にある励ましや優しさに目を向けられる、そのような心を神が育ててくださるよう、祈りたいと思います。

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