礼拝の話

2021/10/19 

10月19日(火)聖書 マタイによる福音書 7章12節 社会科 山脇

先日、都道府県魅力度ランキングが発表されました。

この「魅力度ランキング」で、最下位になることが多いのが茨城県です。

中学生の地理の時間では各都道府県の特徴などを学びますが、茨城県は、基本的に「何でもある県」といっていいでしょう。

広い耕作地を持つ北海道を除いて、茨城県は本州、四国、九州の中では農業生産高が高い県の1つで、山も平野も海もある茨城県は、野菜、果物、海産物と、とにかく何でも揃ってしまいます。

また、茨城県は首都圏にも近く、あまりにも何でもありすぎるから、逆に「何もない」と思われてしまっているのかもしれません。

実は、私が今一番行ってみたい県で、一番魅力を感じているのが茨城県です。

おいしいパスタのチェーン店があり、野菜も果物も沢山あって、何より納豆好きの私にとっては、藁でくるまれた水戸納豆を食べたいと思いますし、日本三名園の1つである水戸の偕楽園、日本で一番大きいという牛久大仏、もうすぐコキアが色づいて一面真っ赤な絨毯が広がるであろう、ひたち海浜公園も訪ねてみたいです。

結局ランキングやアンケート結果は、あくまで「自分以外の誰かの結果」でしかなく、その人が何に魅力を感じ、何を好むのかは、人それぞれということだなと、今回の都道府県魅力度ランキングを見て改めて思いました。

一人ひとりの価値観には違いがあります。

だから、「絶対おいしい」や「絶対面白い」といわれるモノも、価値観の違いによっては「全然おいしくない」にも「全然面白くない」にもなるのです。

私たちの住む社会は、それで良いのだと思うのです。

本当は「おいしくない」「面白くない」と思っていても、それが言えない状況だったら、多分、社会は本当に「おいしくなく」「面白くない」ものになるでしょう。

そのようにバラバラの価値観を持つ私たちですが、それでも共通に大切にしたいことや、奥の人が共感する思いはあるように思います。

今日の聖書個所は、一般的に「黄金律」、英語ではゴールデンルールと呼ばれている部分です。

これは、信じる宗教が違っていても、民族の違いがあっても、どの人々にも当てはまる教えや教訓であるという意味です。

同じような教えは、イスラム教やヒンドゥー教、儒教の中にも見出せますから、このイエスの言葉は、考え方の違いや、人種、性別、年齢といった様々な壁を乗り越える言葉なのだと思います。

価値観や好みが違う私たちですが、「これだけは」という柱になるような、多くの人に共通する思いはあります。

聖書には、誰もが身につまされる、誰もが「そうかもしれない」と思う普遍的な言葉があるように思います。

自分の心に響く言葉、その聖書の言葉に耳を傾け、聖書の言葉に励まされながら、日々の学校生活を送りたいと思います。

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