礼拝の話

2021/10/04 

10月1日(金)聖書 テサロニケの信徒への手紙Ⅱ 3章16節 音楽科 三浦

高知県内のコロナ感染者も少し落ち着きを見せてきましたが、私たちの生活に何か変化があるのでしょうか。

はっきり言って、ありません。

マスクをすることも、手洗い・うがいをすることも、手指の消毒をすることも、今までと何ひとつかわりません。

変わるとしたら、1つだけです。

それは、私たちがコロナを日常として受けとめて毎日を歩むということを、改めて思い直すということです。

私たちが今、考えなければならないのは、この感染症とともに生きながら、私たち自身の生活を守ることです。

守る、ということの対象にはいろいろあります。

自分自身、家族、友人…、それぞれ思い浮かべる顔があるでしょう。

そして、私たちのコミュニティーも、守るべきものの対象です。

コミュニティーとは「地域社会」を指す言葉ですが、それは、学校生活そのものも同じです。

この学校というコミュニティーそのものを守ることが、さきほど一人ひとりが思い浮かべた大切な人、家族、友だち、そして自分自身を守ることにつながります。

私たちはしっかりと覚えておかなければならないことがあります。

それは、この感染症によって、大切な家族、愛する人を失った人がたくさんいるということです。

このお一人お一人にも、それぞれを大切に思っていたご家族、ご友人がいます。

そして、この方々自身が大切に思っていて、残されたご家族、お友だちがいるということです。

間違っても、冗談で「コロナにかかったかも」「コロナにかかりたい」と口にしたり、「副反応で休めてラッキー」「かかってもなんてことないでしょう」などと考えたりするものではないことがわかるでしょう。

感染症ですから、誰がいつかかるかわからないものです。

かかった人が悪いわけでもありません。

しかし、後遺症やその他の偏見に苦しむことも考えられます。

あいさつや言葉遣いをていねいにするのと同じように、ふつうに、感染症への向き合い方は変わらず続けなければなりません。

一人ひとりの健康と安全が守られて学校生活を送ることができるように、一人ひとりがこの清和での学校生活の大切な一員として過ごせるように、今日1日もていねいに送っていきたいと思います。

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