礼拝の話

2021/10/15 

10月15日(金)聖書 エフェソの信徒への手紙 2章14~16節 社会科 堀内

パラリンピックで様々な競技を見ました。

様々なハンディキャップを持ちながら、あるものを最大限に研ぎ澄まし、工夫し、努力し、それを用いている姿、表彰式のメダル授与で、1位の選手が2位の選手、伴奏者などにかけてあげるなど、お互いを認め合っている姿に感動しました。

それぞれのハンディキャップをアドバンテージにしているのだと思いました。

今回のオリンピック、パラリンピックは「多様性と共生」をテーマにしていましたが、まさにいろいろな違いを認め合い、受け入れ、助け合っていく姿を表現するよい機会だったように思います。

社会には性別の壁、言語の壁、国籍の壁、歴史の壁など、たくさんのバリアがあります。

先入観や固定概念、差別心、さらには権力者がわざと分断を作るなど、これらの壁は私たち自身が作り上げているのだと思います。

作ったのが私たちならば、壊して変えていく事も私たちにはできるはずです。

そんな勇気や励ましをパラリンピックからもらった気がします。

「みんな違って当たり前」、その違いが認められ、受け入れられ、その違いが生かされプラスにされていく時、違いを持っている人もその周りの人も楽しいだろうな、幸せだろうなと思いました。

私たちの内側には敵意や壁を作ろうとする思いもありますが、受け入れたり、赦したり、平和を求める思いもあります。

聖書も私たちの心がいろいろなバリアから解放されて自由な心をもてるように、イエス・キリストが十字架に架かって死んでくださったのだということを教えてくれていると思います。

罪がある私たちには絶対に赦されない隔ての壁がありますが、イエスさまが十字架に架かって神さまとの和解を成し遂げてくださったからこそ、隔ての壁は取り去られたのです。

清和の建学の精神のように、今日の私たちの歩みも、イエスさまのお手本と神さまの言葉に希望をもって平和を築いていく者でありたいと思います。

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