礼拝の話

2019/10/25 

10月23日(水)聖書:コリントの信徒への手紙Ⅱ 4章18節 数学科 柳井

「目に見えないものほど大切にしなさい」よくこの言葉を耳にしませんか。

サン=テグジュペリの小説「星の王子さま」の中にも「いちばんたいせつなことは、目に見えない」という名言が登場します。

目に見えなくて、大切なものとはどんなものでしょうか

信頼・友情・愛情・絆・酸素・体を作っている小さな細胞・Wi-Fiの電波…などなど。

こうして考えてみると、確かに目で見えない物の中に大切な物は沢山あります。

では、道路、階段、飲み水、食料、文字、色…目で見える物は大切ではないのでしょうか。

それでは、目で見えない物と見える物、どちらの方が大切なのでしょう。

目で見えない物と見える物、この2つは私の中で優劣付け難く、どちらも同じくらい大切だという結論にいたります。

あくまで私の考えですが、どちらも同じくらい大切という結論にいたった理由は、見えない物と見える物、実はこの2つは表裏一体の関係にあるからです。

見えない物は見える物で、見える物は見えない物であるということです。

見えない物は見える物は、強引に言い換えると、見えない物は、工夫すると見えるようになります。

酸素は温度を下げると まるで氷のように固まって、見えるようになります。

小さな細胞も、拡大すれば見えます。

見える物は見えない物の説明は目の前に、使われなくなった鉄クズがあるとします。

見た目では、何の役にも立たないただのゴミですが、リサイクルによって、家具、家電、建築物など、生活を支えてくれる物に生まれ変わります。

何に使うのかは、未来のことですから分かりませんが見える物に、見えない重要性があるということです。

こうして考えてみると、見えない物と見える物、どちらにも大切な役割があって どっちも大事にしたらいい、と思いました。

大事にする。

何を大事にするか、見えない物と見える物、その両方の存在です。

見えなくても、見えても、重要な役割があるんだから あってくれるだけでOKということです。

物は大事に使いましょう。

目に見えない空気、環境、大事にしましょう。

私たちは人間ですから、人、特に友人、先輩、恋人、妻、夫、家族、自分を大事にしましょう。

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