清和女子中高等学校。創立113年の高知県の私立女子校。キリスト教主義の中高一貫校です。
2019/10/25
「目に見えないものほど大切にしなさい」よくこの言葉を耳にしませんか。
サン=テグジュペリの小説「星の王子さま」の中にも「いちばんたいせつなことは、目に見えない」という名言が登場します。
目に見えなくて、大切なものとはどんなものでしょうか
信頼・友情・愛情・絆・酸素・体を作っている小さな細胞・Wi-Fiの電波…などなど。
こうして考えてみると、確かに目で見えない物の中に大切な物は沢山あります。
では、道路、階段、飲み水、食料、文字、色…目で見える物は大切ではないのでしょうか。
それでは、目で見えない物と見える物、どちらの方が大切なのでしょう。
目で見えない物と見える物、この2つは私の中で優劣付け難く、どちらも同じくらい大切だという結論にいたります。
あくまで私の考えですが、どちらも同じくらい大切という結論にいたった理由は、見えない物と見える物、実はこの2つは表裏一体の関係にあるからです。
見えない物は見える物で、見える物は見えない物であるということです。
見えない物は見える物は、強引に言い換えると、見えない物は、工夫すると見えるようになります。
酸素は温度を下げると まるで氷のように固まって、見えるようになります。
小さな細胞も、拡大すれば見えます。
見える物は見えない物の説明は目の前に、使われなくなった鉄クズがあるとします。
見た目では、何の役にも立たないただのゴミですが、リサイクルによって、家具、家電、建築物など、生活を支えてくれる物に生まれ変わります。
何に使うのかは、未来のことですから分かりませんが見える物に、見えない重要性があるということです。
こうして考えてみると、見えない物と見える物、どちらにも大切な役割があって どっちも大事にしたらいい、と思いました。
大事にする。
何を大事にするか、見えない物と見える物、その両方の存在です。
見えなくても、見えても、重要な役割があるんだから あってくれるだけでOKということです。
物は大事に使いましょう。
目に見えない空気、環境、大事にしましょう。
私たちは人間ですから、人、特に友人、先輩、恋人、妻、夫、家族、自分を大事にしましょう。