礼拝の話

2019/10/04 

10月4日(金)聖書:ルカによる福音書 10章27節 家庭科 青柳

秋といえば、食欲の秋、芸術の秋、スポーツの秋など様々な、〇〇の秋という言葉をよく耳にします。

今年の秋はまさにスポーツの秋、という言葉がぴったりだと思います。

ラグビーワールドカップの日本対アイルランド戦では、世界ランキング2位のアイルランドに日本は勝利しました。

試合後の両方の選手たちの様子にも感動し、ラグビーについて調べてみました。

ラグビーにはその精神、基本原理を示した「ラグビー憲章」があります。

その中で、「品位」「情熱」「結束」「規律」「尊重」の5つの言葉が尊重されています。

これはラグビーに限らず、これらの心を大切にすることで、より豊かな学校生活、人生を送ることができるように感じました。

品位は、誠実さとフェアプレーによって生み出されるもので、どんな状況の中にあっても誠実さをもって行動することで、信頼が生まれ品位が上がります。

情熱は英語で「passion」といいますが、情熱をもって勉強や部活動、学校生活を送ることでそこには大きな成長が生まれます。

3つ目は結束、学校生活の中にはクラス、部活、委員会など、たくさんのコミュニティーがあり、誰一人として、何のコミュニティーにも入っていないという人はいません。

ラグビーではチームワークのことだけではなく、文化的・地理的な違いを超えて結束をすることを大切にしています。

私たちも、様々な個性を持った者同士が、その個性を認め合い、力を合わすことで自分の力をより一層発揮し、結束力を高めます。

4つ目の規律、ルールを守ることはもちろん大切です。

ラグビーでは疲れてきたり、思ったようなプレーができずイライラしたりした場合などに反則を犯しやすくなるそうです。

そんな時こそ、冷静に規律を守って辛抱強く我慢することで自分たちのペースを作りチームが勝利に近づくそうです。

最後に尊重、チームメイト、相手チーム、レフリー、観客、すべての人に尊敬の念を持つことを意味します。

それぞれの立場の人に感謝の気持ちを持つことが「ノーサイドの精神」にもつながるのだと思います。

「品位」「情熱」「結束」「規律」「尊重」この5つの心を私自身、しっかりと心にとめて日々の歩みを歩んでいきたいと思います。

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