礼拝の話

2021/10/07 

10月7日(木)聖書 マタイによる福音書 14章27節 英語科 楢本

「人生航路」という言葉で、人生を海の旅に例えることがあります。

また「世間の荒波」というような言葉で、人生というのはいつも思い通りには行かず、荒波が押し寄せてくるように、次々に問題が起こって辛いことが多い、ということを表現することもあります。

それは中高生の皆さんでも同じです。

中学生や高校生の悩みなんてたいしたことない、などと言うことはありません。

人間は誰でもその時その時に真剣に悩み、一生懸命方法を探し、道を切り開こうとします。

つまり、荒波の海を渡って行こうとしているからです。

その時、皆さんは何に目を向けながら進むのでしょうか。

ペトロがイエスさまを見つめて歩き出したように、自分の立てた目標をしっかり見て進んでいますか。

でも頑張っていても、時には風に恐怖を感じて足が止まってしまうこともあるかもしれません。

その時、「安心しなさい、私がいるよ」そう言ってくれる人の声をちゃんと聞いていますか。

皆さんには支えてくれる人が、心配してくれている人がいます。

どうしよう、もう無理だ、と思って全てを投げ出したくなる時には、もう手も足もでない、と落ち込んでしまう時には、ちょっと立ち止まってみてください。

そしてしっかりと見つめるべきものをもう一度見つめて、進んで行きましょう。

昨日は中間試験の発表でした。

今、皆さんの眼の前にある困難な課題はきっとこの中間試験です。

荒れる波や強い風に不安を感じて止まってしまうことがないように。

自分で立てた目標をしっかり見据えて勉強に取り組んでください。

いつもイエスさまの方から私たち一人一人に「安心しなさい。私だ。恐れることはない。」と声をかけてくださいます。

そして、もし沈みそうになったら、挫折しそうになったら、手をのばして助けてくださいます。

中間試験まで1週間、皆さんの健康が守られて最善の努力ができるように願っています。

学校生活の様子

学校生活|中学校一覧へ

学校生活|高校一覧へ

学校生活一覧へ

礼拝の話一覧へ

中学・高校 学年の通信から一覧へ

クラブ活動一覧へ

▲ページトップへ