礼拝の話

2021/11/10 

11月10日(水)聖書 ローマの信徒への手紙 8章28節 英語科 菅田

清和RUNの練習が始まりました。

走りながら、いろいろなことを考えます。

ランニングの息づかい、授業の文法について、みんなの様子など色々な考えを巡らせながら走っていると、頭もすごく回っている気分になります。

また、身体を動かすことでポジティブな考えにもなっていきます。

昨日の自分を振り返る時間にすることもよくあります。

一人でじっと考えるときより、走りながら振り返りをすると前向きに考えることができます。

私はランニングをしていると、高校時代のときのサッカー部の夏合宿を思い出します。

その名も真夏の田島合宿、サッカー部員は地獄の合宿と言っていました。

合宿の1日の流れは朝6時に起き、散歩をし、朝ごはんを食べます。

ごはんの量は山盛り、3膳、これ以上食べられないと思う倍を食べることになります。

体を大きく、強くするためのごはんの量でしたが、正直言って苦しかったです。

朝食後すぐに、バスに乗り込み10km先の練習会場に行き、基礎的な練習を終えてから、4チームに分かれて総当たり戦のミニゲームをします。

本気モードの練習で、ピリピリした雰囲気で行われます。

ピリピリした雰囲気の理由は3位と4位のチームには練習会場から合宿所までの10kmを走って帰らないといけないと罰ゲームのためでした。

「10km走りたくない」という一心でミニゲームに取り組みます。

練習から帰ってくると、昼食の時間です。

食べきれないほどの量の焼きそばやごはん、とんかつなどが必ず出ます。

昼食終わると、また10km先の練習会場に向かい、激しい練習が行われます。

そして昼練習の後は全員が合宿所までの10km走って帰ります。

この合宿は4日間この調子で続けられます。

そんな時私は「なんでこんなことしないといけないんだ」という思いを抱きました。

未だにまだわからないことがありますが、ただ1つ分かっていることがあります。

それは一緒に合宿で過ごした仲間を信じられるようになったことです。

合宿後の私は仲間を信じた練習や試合ができるようになっていました。

私は仲間を信じ、受け入れるようになり、反対に仲間も私を信じ受け入れるようになってくれました。

この出来事の背景には見えない力の働きによって支えられていたように思えます。

今日の聖書箇所では神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるようになって共に働くということを、私たちは知っていますとあります。

万事、すべてのこととは言わず、一事、1つのことは益になります。

清和RUN当日、それまでの取り組みの中で何か1つ得るものがあればと願います。

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