礼拝の話

2020/11/26 

11月26日(木)聖書 ローマの信徒への手紙 5章3~5節 保健体育科 伊勢脇

先週の金曜日、清和RUNが行われました。

授業で良い歩き方を学び、徐々にジョギングになるように練習して、自分なりの歩き方、走り方を見つけ出します。

大会2週間前からは、礼拝後、毎朝全員で20分のウォーキングとジョギングに取り組みました。

大会に近づくにつれて、歩くことが大好きで毎朝・毎授業時間の練習が楽しみになっている人、入賞目指して走り続ける人、普段運動をしていなくて疲労が溜まってきて、足がパンパンになって大会までに治るのかと心配になる人など、いろいろな生徒が増えていきました。

コースの下見に行くと「どうやって走ったら、疲れにくくなる?」「歩くより走ったほうがマシだ」「これなら行けるかも」などの声も聞こえてきて、清和RUNまでの2週間、一人ひとりの心の変化を少しずつ感じられるようになりました。

清和RUN当日、目標設定時間は中学生60分、高校生80分。

速歩きで何とかゴールできる時間設定です。

上位を目指す生徒はダッシュでスタートし、時間内に戻れるようにとみんなが真剣に取り組みました。

コースには先生方も誘導のために立って声をかけてくれます。

笑顔で手を振りながら速歩きする人、先生の前を通過する時はダッシュする人、エイドステーションで給水を何杯もおかわりする人、後半間に合わないかもとずっと時間を気にしてゴールを目指した人、いろいろなドラマやエピソードがあった中、全員が目標設定時間内で完走することができました。

終了後「上位に入賞できた!」と頑張った自分に喜ぶ人や、「校長先生には勝ちたかった」と悔しさをこぼす人、「頑張れーと声をかけてもらって頑張ることができた」と周りに支えられてゴールできたなどいろいろな声を聞くことができました。

そして「私、長距離のほうが向いているかも!」と、新しい自分を見つけることができた人もいました。

清和RUNは走り終わったあとの爽快感、達成感だけが目的ではなく、走る・歩く楽しさ、その喜びを知り、生きる力を養ってもらいたいと考え、3年前からはじめました。

長い距離に挑戦した皆さんの表情は、疲れの中にもやりきった!という達成感にあふれていました。

目標を達成するために努力しゴールした姿は、一人ひとりの自信につながっているように見えました。

体を動かすことが苦手な人も、自分自身と向き合い、目標に向かって毎日努力しました。

努力することを諦めず、努力することを大切にすることで、目標に向かって成長し、やればできるという自分の自信につながっていました。

目標を立てて行動することは、目の前のことへの取り組みにもつながってくると思います。

来週から期末試験発表に入ります。

高校生は進級に向けて、そして高校3年生は進路、卒業に向けて、中学生もみなさん一人ひとりが自分に合った目標を立ててください。

今からの積み重ねが大切です。

今日の聖書箇所には、「苦難には忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生む」と書かれています。

皆さんの日々の積み重ねが、次のより良いものにつながっていきます。

新しい目標を達成するために、今から少しずつ努力することを大切にしてください。

一人ひとりが清和RUNにきちんと取り組んで走りきったということを自分の自信にして、また新しいことにもチャレンジしてください。

みなさんにはその力があると思います。

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