礼拝の話

2022/12/05 

11月30日(水) 聖書 コリントの信徒への手紙Ⅱ 6章1~2節 理科 岡村

先日娘と一緒に100円ショップへ買い物にいき、かるたを買いました。

100円ショップには日本地図かるた、四文字熟語かるた等たくさんの種類のかるたがありますが、今回は歴史人物かるたを買いました。

わたしは歴史がとっても苦手なので娘とはいい勝負なのですが、娘にどの歴史上の人物が好きかと聞かれました。

私はアインシュタインと答えました。

アインシュタインは物理学者でノーベル賞の受賞や、宇宙の法則にも関わる相対性理論を発表した人です。

彼はすごい人ですが幼いころは変わり者と思われていたそうです。

5歳頃まであまり言葉を話さず、父親からもらった方位磁針が自然界の仕組みに対しての興味を持つきっかけとなったといいます。

5歳の子供というとボール遊びや縄跳び、変身する仮面ライダーの真似事をするような時期でもあるので、方位磁石から自然界に興味をもつ子どもはそうそういません。

そして9歳の時にピタゴラスの定理の存在を知り、自力で定理を証明し、12歳の時には叔父さんからユークリッド幾何学の本をもらい勉強し、天文学や物理学にも関心を示すようになったそうです。

調べてみると改めてアインシュタインはすごい人だと実感しました。

そんな彼はたくさんのなるほどと思う言葉を残していますが、その中の1つに「私は、それほど賢くはありません。ただ、人より長く一つのことと付き合ってきただけなのです。」というものがあります。

アインシュタインにはたくさんの才能がありました。

その中の1つが彼の言葉通り「人より長く一つのことと付き合ってきた」というものです。

1つのことに最後まで取り組んできた、つまりあきらめないという才能です。

私の娘は他の人よりも何かできるようになるまでに時間がかかりますが、見方を変えると時間をかけて取り組めることが娘の、1つのそして大きな才能です。

でもこの才能は娘やアインシュタインだけが持っている才能ではありません。

だれでも持っている才能でもあります。

才能というと〇〇ができる力、〇〇がわかる力、ほかの人と比べて早くできる力と考えます。

けれども、それだけが才能ではありません。

ゆっくりじっくり時間をかけて取り組むことも才能です。

今日の聖書の箇所は、才能は神からいただいた恵み、それを生かさないのはもったいなく、そして今がその時だと伝えています。

来週から期末試験があります。

定期試験は自分の中にある、多くの人が眠らせている、そして眠っているあきらめない才能を開花させるときです。

今がその時です。

そしてそれが自分の進む道を拓いてくれる才能です。

期末試験にむけて最後まで諦めない一週間にして欲しいと思います。

わたしも共にその期間大切に取り組んでいきたいと思います。

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