礼拝の話

2019/11/07 

11月7日(木)聖書:コヘレトの言葉 3章1節 音楽科 三浦

皆さんはイライラしたとき、自分の気持ちを整えたいとき、どのように時を使いますか?

今日の聖書の箇所では、何事にもときがある、とあります。

わかっていたら、もう少し対処できるだろうに、ということもありますが、残念ながら私たちにはそのすべては明らかにされていません。

では、私たちはどうしたらよいのか、ということです。

それは、1日1日をしっかりと歩むということだと思います。

どのくらいの時間なのかは私たちにはわかりませんが、それでも一人ひとりにそれぞれのときが与えられています。

その時間の中の今日1日の学校生活がこの礼拝から始まっています。

どういう過ごし方をするかは一人ひとりに任されている部分は確かにありますが、清和でどう過ごすか、ということはこれからの人生をどう生きるかということにつながってくることだと思います。

1日1日を自分なりに精一杯過ごすことでいろいろな道が開かれていくことは事実です。

幾度も行き詰まりを覚える中で、そのたびに、本当に私は何をしたいのか、ということを自分に問いかけてきました。

その問いはこれからも続くわけですが、その時その時にしっかりと考えていくことが今の自分を作り上げてきたのだと思っています。

悩むことは大切なことですが、その悩みに取り込まれてしまい、身動きが取れなくなってしまっては意味がありません。

もちろん、あることをしたらすっかりその思いがなくなるというわけもなく、悶々として時を過ごすのですが、それでも自分で自分をどう立たせるか、どうその気持ちの整理をつけさせるかを考えて過ごすことで、その先が見えてくるということがあります。

今日のあなたの思いはどこにありますか?

ある一言でも、その受けとめは時によって変わることでしょう。

お家の人や先生方、友だちからの言葉を素直に聞けるときもあれば、反発を感じることもあるでしょう。

一生懸命に生きること、自分の最善を尽くすことで、いろいろなことが変化していきます。

自分を変えることは、簡単そうで、なかなか難しいものでもあります。

でも、変えようと思って一歩を踏み出してみる。

変わりたいと思って、他の人から見たら小さなことでも、自分の中では大きな一歩を踏み出してみるということもあるでしょう。

1つ1つ確認しながら、どのような自分になりたいか。

どういう人生を歩みたいかを考えて今日1日も過ごしていきましょう。

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