礼拝の話

2020/12/18 

12月18日(金)聖書 イザヤ書 7章14節 英語科 楢本

クリスマスは神の御子イエス・キリストの誕生を祝う時です。

この時期、私たちは「イエス・キリストの誕生」という短い言葉に含まれる多くの意味を思い起こします。

イエスさまは神さまから私たちへのプレゼントです。

プレゼントを誰かにあげるということは、その人のことを大切に思っているということです。

また、もしとても大切にしているものを誰かにプレゼントするなら、それは本当にその人のことが大好きで、気にかけていて、いつも見守っているということです。

神さまは私たちを大切に思って、大切な独り子のイエスさまをプレゼントしてくださいました。

イエスさまは私たちへの神様の愛のプレゼントです。

しかも十字架の死という形で。

イエスさまは私たち人間の心の闇を照らす光です。

誰でも辛いことがあります、心に重荷を抱える時があります。

停電の中、真っ暗な所では小さな灯りでもとても暖かく、明るく感じます。

イエスさまは心の闇を照らす光です。

「イエス・キリストの誕生」は私たちに光を取り戻してくれました。

だからクリスマスにはロウソクを灯したり、電飾を飾ったりするのです。

これがクリスマスの意味です。 

だからクリスマスには誰でも普段よりちょっと優しい気持ちになれます。

そして他の人にほんの少しでも愛の心をあらわそうとします。

清和で献げられるクリスマス献金もその1つです。

クリスマス献金の一部はチャイルドスポンサーシップを通して海外に献げられます。

そのお金でバングラデシュの男の子と女の子1人ずつが学校に通うことができます。

クリスマスに優しい気持ちになれるのは、神さまの愛が私たちの中にも宿っているからかもしれません。

私たちは毎年クリスマスにはこのことをしっかり覚えておくために、聖書に書かれている最初のクリスマスを何度も読み返し、人形にして飾り、歌にして歌い、劇にして演ずるのです。

この世の生活には辛いことやしんどいことがたくさんあるかもしれません。

でも確かに、この世界にイエス・キリストは人となって生まれてくださった、

未熟で愚かで失敗ばかりしてしまう私たちの所に神の御子が来てくださった、

あなたたち一人一人を大切に思っているよ、という神様からのメッセージとしてイエス様が来てくださった、そのことを深く心に刻むために、何度も聞いたクリスマスストーリーを今年も聞くのです。

本当なら今日行なわれるはずだったチャペルクリスマスのために、高校2年生はずっと聖誕劇を練習してきました。

私の属する教会の隣にあるキリスト教の保育園では、今日の午後クリスマスページェント礼拝が行なわれます。

毎年この同じクリスマスストーリーを私たちは聞くのです。

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