礼拝の話

2020/12/02 

12月2日(水)聖書 ペトロの手紙Ⅱ 1章2節 日本キリスト改革派 高知教会 小澤寿輔牧師

早いもので2020年も残すところ1ヶ月となりました。

先週ショッピングモールに行くとキラキラと美しいクリスマスの飾りつけがなされていました。

クリスマスは12月25日ですが、商店街やショッピングモールでは、1ヶ月以上も前からクリスマスの飾りつけをしているのです。

教会ではクリスマス直前の日曜日(今年は12月20日)に、クリスマス礼拝を捧げます。

そして、クリスマスイブから遡って4回の日曜日の期間を「アドベント・待降節(たいこうせつ)」といって、クリスマスを待つための準備期間として特別に過ごします。

実は、この待降節が、この前の日曜日(11月29日)から始まりました。

私はアメリカやヨーロッパに住んだこともあるのですが、欧米では待降節に入ると、どこの家庭でも大掃除をしてクリスマスの飾りつけをします。

とくに、ヒイラギで作った「アドベント・リース」を家の出入り口の扉に飾り、「アドベント・クランツ」と呼ばれる4本立ての燭台をテーブルの上に飾って、待降節に入って第1週の日曜日には1本、第2週の日曜日は2本、第3週の日曜日には3本と、1本ずつ点火するろうそくを増やしていき、クリスマス前の日曜日には、4本全部に火を灯して、世の光として天から地上に来られた救い主イエス・キリストのお誕生を記念してお待ちします。

このように、この季節になると、誰もがクリスマスを楽しみに待っているのは事実ですが、クリスマスを待つと言っても、人によってそれぞれ期待しているものは違うようです。

皆さんは、クリスマスに何を期待しているでしょうか。

お金でしょうか。

クリスマスプレゼントでしょうか。

お金や物は、確かに、一時的には私たちの心を明るくし、喜びを与えてくれます。

しかし、人生には、思わぬときにお金や物を失い、大事な家族や健康を失うことがあります。

しかし、それらのものすべて失うことがあったとしても、なお心の中に喜びや平安や希望を与えることのできるものが、もしあるとすれば、誰でもそれを求めるのではないでしょうか。

今年こそ、このクリスマスの季節に、皆さんの人生をまことに幸せにする、その大事なものを求めてみませんか。

イエス・キリストと出会うことを真剣に求めてみませんか。

求める人は、必ずキリストに出会い、想像もしなかった新しい人生が始まります。

みなさんに、ぜひ祝福されたクリスマスを迎えていただきたいと、心から願っています。

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