礼拝の話

2020/02/18 

2月18日(火)聖書 コリントの信徒への手紙Ⅱ 12章9節 数学科 柳井

私は小さい頃から山に登ったり、川遊びをしたりすることが大好きで、いろいろな生き物と触れ合ってきました。

今はトカゲ、ヤモリ、蛇の飼育をしていますが、将来は庭と池がついた家を建てて、いろいろな生物がいる動物園のような家に住みたいと思っています。

そんな生き物が好きな私が行ってみたい国の1つがオーストラリアです。

オーストラリアにはそこにしか生息しない動物、つまり固有種がたくさんいます。

オーストラリアの固有種の数は世界でも群を抜いていて、その数は1300種以上です。

そんなオーストラリアに最近まで危機が迫っていました。

火災です。

この火災は普通の火災とは全く別物でした。

去年の6月頃から至るところで火災が起き、いろいろな条件が重なることで、なんと、先週まで燃え続けていたといいます。

長過ぎる火災で、日本の面積の約3分の1にあたる森林や農地が焼き尽くされました。

人間だけではなく、多くの動物たちも被害を受けました。

哺乳類、爬虫類、両生類など10億以上の動物が犠牲になり、いくつかの種は絶滅することが確実だと言われています。

たくさんの静物の命が奪われた火災でしたが、誰がどうやってその強烈な火災を鎮めたのでしょうか。

真っ先に消防隊の人たちが消火しようとしましたが、なかなか火は消えず、その中で亡くなられた方もいました。

人間の力だけでは完全に火を消すことができませんでした。

火災を鎮めたのは、自然の力、雨でした。

それも1990年以来の記録的な豪雨です。

このタイミングで記録的豪雨なんて、もしかして 見えない力が働いたのか、と思えるくらいの奇跡です。

普段なら、私たちの生活の敵、私たちからして必要のないもの、つまり「弱さ」である豪雨が、その「弱さ」ゆえに力を発揮してオーストラリアの火災を鎮めました。

普通の雨なら火は治まっていなかったでしょう。

弱さも役にたつのです。

人間は誰しもが弱さをもっています。

ピンチはチャンスというように、弱さの中に強さがあるのではないでしょうか。

例えば優柔不断で思い悩んでしまうと思っている人は、それだけ良く物事を考えているということです。

弱さなんていらないと、何も考えず突っ走ってしまっては、思わぬところで失敗してしまうかもしれません。

いい加減自分の弱さを受け入れなさい、なんて急かさずに時間をかけて、弱さの中で発揮される強さに気づくことができる日を待ちましょう。

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