礼拝の話

2020/02/05 

2月4日(火)聖書 詩編1編3節 国語科 田野

今朝の賛美歌は私が大学入学の時に歌った賛美歌です。

そこから私の学生生活は始まりました。

文学部に入学し日本文学を専攻し、その中でも「万葉集」の研究をしました。

研究活動はとても楽しいもので、時間を忘れさせてくれるものでした。

そして、月日が経ち、様々な経験をし、こうして皆さんの前に立っています。

それもまもなく1年が過ぎ、高校3年生は卒業していく時期になりました。

誰もが「時間の大切さ」について語っています。

一人ひとりの限られた時間を大切にすることについては、異論はないと思います。

「時間の大切さ」というとすぐに「未来のために現在を大切にしなければならない」とかんがえがちですが、そうなると「現在」があまり意味のないものになってしまうように思います。

しかし、「現在」の積み重ねで、私たちは生きています。

そして、この「現在」をある時ふと思い出すことがあります。

それは、自分ができる限りの努力と情熱を注いだことです。

学生時代の私にとっては、「万葉集」という1つの作品と向き合い、時間をかけて理解を深めようと読み進めていったことです。

「未来」と同じように「過去」についてもどう考えればよいでしょうか。

「過去」は再びやって来るわけではありません。

しかし、「現在」と同じように「過去」も無意味なものにしてはいけないと思います。

その時、役に立たないと思っていたものでも、今この時点から考えれば、とても大切なものと感じられることがあるということです。

私も含めて、ここにいる全ての人が、これから幾度となく節目の時を迎えることになるでしょう。

一瞬である「現在」という時間を意識して積み重ねていき、希望の将来へと向かっていきましょう。

今日この瞬間がその第一歩です。

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