礼拝の話

2020/02/14 

2月14日(金)聖書 ヨハネによる福音書 8章32節 社会科 堀内

私は好きな歴史上の人物がたくさんいます。

先日、我が家の食卓でそのような話題になり考えてみると、私が好きな人物は暗殺されたり、権力者から命を狙われたりする人が多かったです。

その一人に千利休がいます。

千利休は茶の湯、茶道を高めた人です。

織田信長や豊臣秀吉など戦国武将はこぞってこの茶の湯を愛しました。

しかし、千利休は豊臣秀吉によって切腹させられます。

その3日前に詠んだものがあります。

「自分が培って、自分の命ともいえる茶の湯や茶道具が権力の中にあって、更にはその権力によって潰される自分にとって、今やこれは何の慰めになろうか。それがわかった今はこれまでの道を投げ捨て、天の支配者にすべてをゆだねる」

キリシタン大名や弟子たちと交流のあった千利休は、最後は「すべては神の思し召しに」と自分の身をゆだねたのではないでしょうか。

私たちはいろいろな物に囚われています。

でも、あえて囚われるのであれば良いもの、真理に囚われたいと思います。

真理は多くはありません。

今日の聖書の箇所では「真理はあなたたちを自由にする」と言っています。

またイエス様は「わたしは道であり、真理であり、いのちである」とおっしゃいます。

その言葉に心を傾けつつ、真理探究の道へと進む者でありたいと思います。

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