礼拝の話

2021/02/26 

2月26日(金)聖書 ペトロの手紙Ⅰ 5章7節 理科 寺田

3学期も終わりが近づいてきました。

学校生活では様々な悩みがあると思います。

私はコミュニケーションが苦手なため、人間関係に悩むことがよくあります。

頭の回転が遅いからか、思ったことをその場で上手く表現できないことがあります。

そして、家に帰ってからこう言っておけば良かったなと後悔します。

人に指摘されて言い方を間違ったなと気付くこともあります。

その後悔が次も上手くいかなかったらどうしようという不安を生んでしまいます。

そして、人と話すときはどう話しかけたらいいのだろうか、どんな話をしたらいいのだろうかと悩んでしまいます。

そういった不安に押し潰されそうになってしまうのです。

そのような経験がある人もいるかも知れません。

みなさんは悩みや不安があるときどうしますか。

趣味に打ち込んで気分転換をする、思いっきり体を動かして忘れる、誰かに話して気持ちを整理する人、様々な方法があります。

私はその中でも誰かに話すというのは効果的だと思います。

相手によって言えることと言えないことがあると思います。

誰にも言えない悩みがあってどうしたらいいのか分からないときはどうしますか。

私たちは悩みや不安を他人に当たってみたり、自分の中に抱え込んだりしてしまうことがあります。

でも、そのようなやり方ではやっぱり解決しないことがほとんどです。

そうしたなかなか解決しない悩みについて書いているのが聖書です。

今日の聖書箇所に思い煩いは、何もかも神にお任せしなさいとあります。

祈ることで解決の糸口が見えてくることがあることをペトロは知っていました。

私も祈ることの大切さを実感したことがあります。

私は先ほども話した通りコミュニケーションが苦手で、部活動の仲間とすれ違いがあった時のことです。

どうしようもなく悩み、お祈りすることにしました。

集中して祈っていると心の中の悩みがだんだん小さくなっていきました。

祈ったことで確かに心の中が楽になるという変化が起こりました。

そして、そのことにとらわれていた心が解放されました。

次は頑張ってみようとか、明日は自分から話してみようかなという気がしてくるのです。

このように私は、思い煩いを神さまに委ねるために祈るようにしています。

祈ることで前向きな気持ちを取り戻して進んでいるのです。

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