礼拝の話

2020/02/29 

2月27日(木)聖書 エフェソの信徒への手紙 4章7節 理科 寺田

この1年は皆さんにとってどのような1年だったでしょうか。

人はそれぞれいろいろな特徴を持っています。

まったく同じ特徴を持つ人はいませんが、私たちはついつい人と比べてしまい、他の人よりできないから嫌だと思うことがあります。

さて、自分の周りを見渡してみると私たちはたくさんの色に囲まれています。

身のまわりにあるたくさんの色はすべて光の反射によって作られています。

それぞれ違う色を反射することでカラフルな景色が作られています。

すべてが同じ色だったら1つ1つの物の区別がつかず、面白みのない景色だと思うでしょう。

違いがあることでカラフルな景色が作られ、違いがあることで1つ1つの物が際立って見えます。

私たちはどうでしょうか。

人の特徴は色のようにはっきりと見えるものばかりではありません。

しかし、誰でも確実に人と違うところがあります。

人と違うことがあると不安になる人、比べてできないことをダメだと思う人もいると思います。

人と考えの違いがあって、お互いに理解できないことを経験した人もいるでしょう。

しかし、他の人との違いがあなたの存在をより確かなものにします。

神様は私たち一人ひとりに別々のものを、神様のはかりで平等に与えてくださっています。

これが賜物です。

賜物は神様のはかりで平等に与えられている物なので、私たちの目には不平等に見えます。

私たちにはまったく違う賜物が一人ひとりに与えられています。

同じではないから自分が持っていない賜物を他の人が持っていることがあります。

他の人が持っていない賜物を自分が持っていることもあります。

大事なことは人と比べることではなく、自分をよりよくしていくことであると思います。

そして、自分の賜物を他の人のために用いてみましょう。

そうすれば、神様の平等が少しわかるかもしれません。

この1年、私もたくさんの経験の中で色々なことに挑戦してきました。

今日もまた、私たちが私たちとして輝くために挑戦する1日です。

あなたは何色でしょうか。

一人ひとりがあなたの色で輝いて、今日1日を過ごしていきましょう。

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