礼拝の話

2021/03/03 

3月3日(水)聖書 箴言 1章7節 音楽科 三浦

今日から学年末試験が行われます。

学校では試験を通して、みなさんがどのようにこの1年間学んできたかをはかり、授業で取り組んだことをどのように受けとめて、学習につなげてきたかを知る材料にします。

一人ひとりが、それぞれの課題に向き合って、その学んできたことを発揮するものが、学校で行われる試験と言えるでしょう。

では、試験だけがすべてなのでしょうか。

もちろん、試験の点数がよいにこしたことはありません。

しかし、清和は試験の点数だけよければよい、という学校ではありません。

毎日の学校生活の中で、一人ひとりがどう成長しているか、どう課題に向き合っているか、苦手なこと、本当はやりたくないけれど…ということに、どのように向き合い、それに取り組んでいる姿勢を見ていく学校です。

やりたくないことをやらないで済ませて、やりたいことだけをやる、そういう学校ではありません。

もちろん、人は失敗したくありませんし、うまくできなかったらどうしよう、という思いは誰しも持つものです。

試験でも、よい点数を取りたいという思いは大切なことです。

そのためには、一人ひとりが自分の課題にしっかりと向き合うことが大切です。

漢字や単語を繰り返し練習する。

人の名前や出来事を何度も書き出してみる。

音読をしてみる。

意味を調べて確認する。

同じ答えを導くために、いろいろなやり方を考えてみる。

自分に一番合った勉強方法、学び方を考える。

それぞれが苦労しながら学ぶからこそ、身につくことは多くあるでしょう。

中高時代には、自分の興味がある、なしに関わらずに幅広く学ぶことで、いろいろな世界があることを知る、ということが大切なのだと思います。

その興味関心を深めていくことが、さらに進路を切り拓いていくための材料になるでしょう。

学び続けること、考え続けることを身につけるために、学ぶことや考えることを学習するのが、日々の学校生活です。

課題、提出物、毎日の取り組みの成果を現す時です。

どうぞ最後までしっかりと自分の課題に向き合ってください。

その先に、この1年のまとめ、そして、来年度の歩みが見えてくるものと思います。

まずは1つ1つ丁寧に、焦らず、1科目ずつの試験に臨みましょう。

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