清和女子中高等学校。創立113年の高知県の私立女子校。キリスト教主義の中高一貫校です。
2019/05/27
人間の心は自分の道を計画する。
私も計画していましたが、私の思いを超えて、神さまは私の一歩一歩を備えてくださっていた、という話の続きです。
私はアメリカで出会ったクリスチャン青年と一緒に聖書を読み始めました。
どこを読んだかも覚えていませんが、私が「これってこういう意味?」と尋ねると、彼は「へぇ、それがわかるって、神さまに導かれているんだよ」と目を丸くするのです。
そんないわれてもなぁと思うのですが、確かに聖書の言葉が、私の中にあった人生の疑問にまるでジグソーパズルが埋まるように、はまっていくのを感じました。
聖書を教えてくれたクリスチャンは、私が勝手にイメージしていた真面目でなんかダサいイメージとは違っていて、自由で、優しくて、人に媚びなくて…でも、本気で愛について、人生について話すことが好きでした。
本気で信じている神さまの愛を、自由に笑顔で皆に伝えていました。
私、これがクリスチャンなら悪くないと思いました。
その後の留学生活での出会い、出来事、全てに神さまの導きを感じました。
神さまを信じるのは、「よっしゃ頑張って信じる!」というよりは、むしろ何か導かれて、備えられていて、自分が頑張ってやる、という方向や計画は、うまくいかず、行きたくないと思った方向に私の求めていたものが、ちゃんと備えられていたりするのです。
「ああ、神さまだ」と疑えなくなったその先で、神さまに見をお任せして、信頼すればよいのです。
神さまが恵みの道を備えてくださっているからです。