礼拝の話

2021/05/14 

5月14日(金) 聖書:コリントの信徒への手紙Ⅰ 12章31節 理科 寺田

今日の聖書箇所は賜物について書いてあります。

賜物とは分かりやすく言うと贈り物・プレゼントです。

贈り物には大きく分けると2種類、目に見える物の贈り物と目に見えない贈り物があります。

私がとても印象に残っているプレゼントは清和に就職が決まった時におじさんからお祝いにもらったネクタイです。

仕事をするならネクタイは必要だろうとプレゼントしてくれました。

私のために選んでくれたと思うと、とても嬉しかったです。

目に見えない贈り物には、歌が上手に歌えること、絵がきれいに描けること、運動が得意なことなどがあるでしょう。

その才能や能力の奥には、きっとそのことが好きだということがあるのではないでしょうか。

これこそ目に見えない贈り物だと思います。

私は小学校1年生の時からエレクトーンを習っていて、楽器を弾くことが好きです。

弾けた曲を発表することも好きですが、何もかも忘れて練習する時間も好きです。

そして何より、理科が好きです。

理科を好きになったきっかけは実験です。

塩酸と水酸化ナトリウム水溶液という薬品を混ぜると食塩水という普通の物質になります。

そのことを実験で見たとき、全く違う物を作れるということに不思議と驚きを感じました。

それから私は理科に興味を持ち、1つ1つの実験を重ねていくうちにどんどん理科が楽しくなり、この楽しいという気持ちを他の人に伝えたいという気持ちが出てきました。

最初はクラスメイトに理科の分からないところを教えていました。

教えていくうちにだんだんと教えることが好きになっていきました。

教えることが好きという気持ちから私は先生になりたいと思うようになりました。

私には理科を教えるということが好きという賜物が与えられています。

そして、その賜物があったから理科の先生になることができました。

その賜物を与えられたのは役割が与えられているからだと思っています。

それはたくさんの人に理科を好きになってもらうことです。

好きになってもらうために日々授業を考えています。

私に与えられた役割を果たしていくために今日も私は学校で先生として過ごしています。

学校生活の様子

学校生活|中学校一覧へ

学校生活|高校一覧へ

学校生活一覧へ

礼拝の話一覧へ

中学・高校 学年の通信から一覧へ

クラブ活動一覧へ

▲ページトップへ