礼拝の話

2019/05/16 

5月16日(木)英書:イザヤ書5章8~9節 日本基督教団 高知東教会 野口幸生牧師

神さまの思いは本当に私たちの思いを超えているのだと思います。

目の前のこと、自分のことだけになってしまいやすい私を、神さまが導いてくれているのだと知って、本当に楽に生きられるようになりました。

前回のお話で、親のために留学を決めたと言いました。

でも、本当は行きたくなかったのです。

連絡をした上で現地の事務所に着いたのに、そこに誰もおらず、途方に暮れて私はそこで偶然知り合った日本人留学生に助けられました。

その彼が「幸生は何のために生きているの?」と私に聞きました。

少し恥ずかしかったけれど色々な思いを持ってアメリカに来たので、「俺は愛のために生きたと思っている」と真顔で答えました。

すると彼は「俺もだよ!」とすごい笑顔でいったのです。

そしてこう続けました「でも幸生のいう愛と、俺の言う愛はたぶん違う。俺は神さまの愛のために生きたい。俺クリスチャンでさ。幸生、聖書持ってる?」と。

私、持っていたんです。持ってきていたんです。

アメリカでクリスマスに教会にでも行ったら聖書が必要かなぁと思って、ひょいっとスーツケースに入れてきてたんです。

そして、自分がなぜアメリカに来たのか、どうして愛のために生きたいと言ったのかを話したら、「それ、神さまに導かれているんだよ。一緒に聖書を読もう!ここに真理がある。」と。

今朝の聖書の言葉が言うように、神さまが用意してくださっている道は、本当に私たちの思いを高く超えています。

私は行きたくなかった留学先で聖書に出会い、神さまに出会って、私は本当にこのために生きている、という人生に出会わせていただきました。

そんな神さまの道が皆さんにもちゃんと用意されているのです。

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