礼拝の話

2019/05/20 

5月17金)聖書:ローマの信徒への手紙 12章9~10節 数学科 柳井

皆さんは自分が子どもだった頃のことを覚えていますか。
怒られたり、褒められたり、という経験をしてここまできたことと思います。
そんな経験の中から私たちは、やって良いことと悪いことを学んできました。
そのことは人が生きていく上でとても重要なことではないでしょうか。

では、物事の良い・悪いを私たちはどうやって判断すれば良いのでしょう。
なかなか難しい問題だと思います。
けれど、1つだけ言えることがあります。
私たちは良いと悪いの間で揺れ動いているということです。
そして多くの人が、良い方向に向かおうと頑張っているのではないでしょうか。
しかし、良い方向とは逆に、悪い方向に向かう力も私たち人間は持っています。
これじゃダメだと分かっているのに、やめられなかったり、気持ちの切り替えができなかったりします。
それは、根性がないのでしょうか。精神力が弱いのでしょうか。
それとも自分に対して諦めてしまっているのでしょうか。
私たちはその答えを一生かけて探していくのかもしれません。
経験から良い・悪いを判断するのか、これまで培った知識によって判断するべきか、この先も、どうやら答えを見つけるには時間がかかりそうです。
私自身が分からないままなのは、一生をかけて考えるしかないからではないでしょうか。
どうか考えることをやめないでください。
周りに流されるだけの人間になってしまいます。
何が良いことで、何が悪いことか、自分自身でその答えを見つけてください。
一緒に考えていきましょう。

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