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2019/05/30 

5月30日(木)聖書:フィリピの信徒への手紙 2章3~8節 日本基督教団 高知東教会 野口幸生牧師

先週の続きです。
留学先で出会ったクリスチャン、スコットとダグ、他にも何人ものクリスチャン仲間が、英語がわからない私を助けてくれました。
私の英語のレベルは授業についていく以前のものだったので、大変でした。
会話をする時は常に「スピーク・モア・スローリー」もっとゆっくり話して。
それでも聞き取れないから、また「プリーズ・スピーク・モア・スローリー」と何回も。
相手に申し訳ないなぁという気持ちになります。
言っていることわからなくてごめん、ごめんねって。
みじめな思いで「スピーク・モア・スローリー」を繰り返す私のことを、スコットもダグも他の仲間も、ちっとも嫌な顔をしないで笑いながら私の肩をたたいて、一緒にご飯にいこう、カフェに行こうと連れて行ってくれました。
みんながゲラゲラ笑っていて、よくわからないから愛想笑いをしていると、私がわかっていないことをわかってくれて、何がおかしかったかを説明してくれるんです。
彼らが参加しているクリスチャンサークルにも行きました。
話はわからなくてもとても楽しかったです。
そんな中で、私ももっと神さまのことを知りたいと思い、寮のすぐ近くの教会に行きました。
バンド演奏のロックな賛美をしていて、ギターの髭の人がイケてたんです。
そうしたら、その髭の人が説教を始めた。牧師だったんです。
それが私の教会生活のスタートでした。
説教も賛美の内容もわからない、でもすごい自由を感じました。
憧れた自由の中で神さまに向き合い、互いに向き合う。
私たちのために人になって、死んでしまえるほど自由な神様によって人は本当の自由になれるのです。
その愛の自由の中で、今日の1日を始めましょう。

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