礼拝の話

2021/06/21 

6月21日(月) 聖書 ヨハネの黙示録 4章11節 校長 小西二巳夫

先週の日曜日まで県立文学館でシンデレラ展が行われていました。

サブタイトルは「語り継がれる幸せの魔法」です。

 “ガラスの靴・カボチャの馬車・夜中の12時”というペローのシンデレラは、特に子どもや若い人に人気があるそうです。

それは、シンデレラが自分自身と重なるからだそうです。

子どもが持つ本質に自己中心的というのがあります。

自分の思い通りにならない現実の中で、いつか魔法で逆転劇が起こり、周囲を見返してやる時が来るという夢を見ることによって、自分中心の現実を乗り越えていくのです。

ペローのシンデレラを一言でいえば、何の努力もしないのに夢がかなう物語です。

そういう夢をもつことで子供時代が守られ救われるのです。

「努力しないで夢がかなう」を別の言葉にすると、「あなたはあなたのままでいい」「ありのままのあなたでいい」ということなのです。

聖書がイエス・キリストを通して、私たちに語りかける大切なメッセージそのものです。

キリスト教の基本的な考え方は、今のあなたではダメです、ではありません。

ダメな自分を変えなさい、努力しなさい、そうしたら救ってあげましょう、ではありません。

今のあなたをダメとはいわない、ということです。

自分を変えようと思ってもそれができない、長続きしない、結局変われない、そのあなたのままでいい、とキリスト教は考えるのです。

そのあなたを私が身代わりになって救ってあげましょう、とやってきたのがイエス・キリストです。

ただ、話はそこで終わりません。

もし、自分がとことん大切にされていることがわかったら、愛されていることがわかったらどうでしょうか。

否が応でも変わっていくはずです。

そういう形で、それぞれが成長できる、というのがキリスト教の考え方です。

たとえ周囲の誰からも自分が愛されていないと思う場合でもそうです。

人間を超えた存在である神がいるじゃないか、ということです。

とことん大切にされていることがわかったら、それが自分の人生を支える力、生き抜く力になります。

せっかく、清和の生徒、清和の教職員になったのです。

自分がとことん愛されている、それを知った学校生活にしたいものです。

そのことを実感できる機会が、清和にはさまざまな形で用意されています。

2週間後にある期末試験もその1つです。

それでは、今週も1日1日の学校生活に精一杯取り組みましょう。

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