礼拝の話

2021/06/09 

6月10日(木) 聖書 エフェソの信徒への手紙 3章9~11節 高知聖書教会 柿谷信実伝道師

先日テレビで、遺伝子を操作して希望通りの子どもを作り出す「デザイナーベビー」という話をしていました。

遺伝操作をすることに対して賛成の意見を持つ人は、みんなが平等に能力を持ち、生まれながらのハンディーがないということは本当の平等だと主張していましたが、みんな同じ能力で同じ性格だったとしたら、それはもうロボット社会です。

神さまは一人ひとり違うように造ってくれているからこそ、この世界は面白く、たった一人のあなたに会えることが尊いのです。

ドラマのセリフの中に「人を思い通りにデザインできるのは神だけだ!」と言う場面がありました。

それに対して「私は神になりたいのだ」という悪役がいて、人の欲望と技術の進歩がどのように交錯するのかということを考えさせられました。

上智大学の教授がコメントの中で「人間を作り出すことができる時代になってきたが、なぜそれをするのかわからない。造ったものは壊せる。人が人をつくり、人が人を壊せるようになったとき、命というものの尊厳が失われるのではないか」と言っていました。

命の主権は神にあるということを、信仰があってもなくても、人間はどこかでそれを受け入れているのだと思います。

この世界をつくり、私たち一人ひとりをデザインして、そして今も今までも、そしてこれからも愛し続けてくださる神さまをみなさん受け入れているでしょうか。

造り主の神さまを信じられてもイエスさまを信じられないという、かつての私のような方もいるでしょうか。

知っている事実でも信じられないことは多いです。

私自身も、わからないことは、まだまだ沢山あります。

「そのためには神さまはどこにいるんだろう。今何を考えているんだろう。この世界をどうしたいんだろう」など、たくさん神さまに問いかけてください。

あなたに対しても、神様はきっと「特別啓示」で応えてくださるでしょう。

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