礼拝の話

2021/06/04 

6月3日(木) 聖書 詩編 119編9節 高知聖書教会 柿谷信実伝道師

私の好きな歌にsuperflyの「愛を込めて花束を」という曲があります。

「昨日とよく似た今日は 何気ないわかれ道を わかって選びそびれた 臆病のせいでしょ」という歌詞があります。

私は学生時代、いつも「退屈だなー、なんか面白いことないかなー」と思って過ごしていました。

私の人生が退屈でなくなったのは、聖書の言葉に従うようになってからです。

それは、今振り返ってみると、ずーっと昔にいつでも決断できたことだったのです。

Superflyは「臆病のせい」と歌っていますが、私は臆病というより「面倒くさがって…」というのが正直なところです。

「自分で選ばなかった」ので、それまでは私の人生に変化は起こりませんでした。

けれど、自分が動き出せばいつでも変えられたことだったのです。

みなさんの人生にもターニングポイントがやってくると思います。

それは、ずっと先のことかもしれませんし、今日という日をその変化の日にすることもできるのです。

教えてもらうまで待つのではなくて、教えてもらいに行く、知らないからと言って、いつまでも知らないままでいるのではなく、自分から調べるという姿勢をもつとするならば、どんどんと物事は進んでいき、人生が前進していきます。

そこで重要になってくるのが聞く相手です。

もし、間違った相手に助言を求めたとしたら正しい助言は受けられませんが、正しい相手に助言を求めたならば、正しい助言を受けられます。

私の知っている牧師先生に、聾の方がいます。

彼女は耳が聞こえないというハンディーを持っていても自分のやりたいことをあきらめず、無理だと言われても海外に行き、そこで仕事をし、大学で学び、ライセンスをもって日本に帰ってきました。

彼女は夢を追いかけて海外に行こうとした時、周りの人たちには無理だと言われました。

耳が聞こえない、実務経験もない、それでもあきらめないで各国の大使館を回り自分が働けるところを探し、その結果、カナダへの道が開かれたのです。

カナダから今度はアメリカの大学へと移り、学位を取得し牧師のライセンスをとって日本に帰国しました。

彼女がもし、周りの言葉を鵜呑みにして自分から行動を起こさなかったら、何も始まりませんでしたが、彼女は自分から可能性を追いかけました。

正しい知識を持った大使館の職員に事実を聞いて回った結果、その後の歩みが大きく変わりました。

正しい相談者に相談するという事がとても大事です。

正しい相談者とは誰でしょうか。

各分野においてプロフェッショナルがいるので、その道にたけている人に聞くのが一番です。

私たち“人”という存在を一番よく知っていて、一番どうしたらよいかを知っている正しい助言者というのは私たちをお造りになった神さまです。

けれど神さまは目に見えないし、声も聞こえません。

どう助言を受けていいのかわからないというのが実際でしょう。

そこで聖書が有益なのです。

神の言葉として私たちに与えられている聖書から人生をどのように歩むべきかを導いてもらうのが一番です。

今は聖書がアプリになってスマホに入ってしまう時代です。

アプリがディボーションガイドとなり聖書のわかりやすい言葉を毎日送ってくれるということもできる時代です。

わからないとあきらめないで、あなたの人生のターニングポイントとして今日という日に新しいスタートを切ってみてはいかがでしょうか。

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