礼拝の話

2019/07/12 

7月11日(木)聖書:使徒言行録 9章15節 社会科 山脇

「ちびまる子ちゃん」「それいけ!アンパンマン」皆さんも見たことがあるでしょう。
たくさんキャラクターが出てきて、特にアンパンマンは小さい子どもに人気があります。
アンパンマンの作者、やなせたかしさんは、生前のインタビューで、「アンパンマンは情けないヒーロー、何とも格好の悪いヒーローです。」と言っています。
やなせさんは、「ヒーローと言えば、アメリカのハリウッド映画のようなヒーローを思い浮かべると思いますが、アンパンマンはそういうヒーローではないのです。映画に登場する格好いいヒーローは、相手を倒すために、町を壊し、相手を滅ぼすまで戦いますが、アンパンマンはそうではありません。」と言います。
アンパンマンは弱っている人がいればそこに飛んで行き、自分の顔を食べさせ、弱っていた人が元気になると、今度はアンパンマンがフラフラになります。
でも、「正義を行うためには自分も傷つくのです」とやなせさんが言うように、アンパンマンのその優しさが、小さい子どもの心に届いたのだと思うのです。
確かに、アンパンマンは決して敵を滅ぼしません。
毎回、バイキンマンとドキンちゃんは登場します。
そして、アンパンマンワールドで、毎回悪さをし、毎回アンパンマンにやっつけられます。
それでもまた2人は登場します。
そこには、作者であるやなせさんの「決して滅ぼさない」という想いがあるようにも感じます。
この2つのアニメに共通するのは、暖かさや優しさを感じることと、もう一つに、個性の違う一人ひとりがきちんと認められて、受け入れられているということではないでしょうか。
時には言い争ったり、喧嘩になったり、誰かが泣くようなことが起きたりもするのですが、それでも、立ち上がれなくなるくらい、責めたり、叩きのめすようなことはありません。
きちんと一人ひとりの存在が認められているのです。
やなせさんは、「正義を行うためには自分も傷つくもの」と言いました。
同時に「正義のためと言って行う戦争は、本当の正義ではありません。自分だけの正義を振りかざし、そのために相手と争い、傷つけ、徹底的に打ちのめすことは、本当の正義ではありません。」と言っています。
ちびまる子ちゃんもアンパンマンも、一人ひとりの器が大切されています。
私たちも、その器をお互いに大切にして、神から与えられた恵みを十分に活かして、日々の生活を送りたいと思います。

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