礼拝の話

2022/09/28 

9月17日(土) 聖書 ルカによる福音書 24章28~32節 校長 小西二巳夫

清和の体育大会2022「一致団結 輝け 清和魂」も終わりの時を迎えました。

先程読んでもらった聖書に「わたしたちの心は燃えていたではないか」と書かれていました。

今年の体育大会でみなさんが燃やしたものは何だったでしょうか。

それは心です。

聖書の中でイエス様の二人の弟子が言いました。

「わたしたちの心は燃えていたではないか」。

みなさんは今年の体育大会で本気になって心を燃やしたのです。

無心になって、お互いの心を合わせて、それを燃焼させながら過ごしたのです。

今年の体育大会のキャッチフレーズでいうと「魂」です。

魂を燃やしたのです。

そこで間違ってほしくないことがあります。

それは決して頭が燃えたのではないということです。

頭が燃える、というのは燃え尽きるということです。

考えない人になってしまうことです。

それは清和が願っていることではありません。

体育大会のような行事が終わった時によくいわれることがあります。

それは「燃え尽きた」。

完全燃焼したといいたいのかもしれません。

でもそれは大きな勘違いです。

というのは、心は決して燃え尽きることがないからです。

心を燃やすということは、いきいきと生きるということです。

心を燃やすことが、いざという時に自分を救い、周囲の人を助ける力になります。

次の取り組みにもつながっていくということです。

朝の開会礼拝で、私はみなさん一つのお願いをしました。

私は言いました。

「清和は思い出作りのために行事を行うのではない、今を生きる力を養うためである。だから簡単に思い出にしないでほしい」。

行事に取り組むのは毎日の生活をさらにしっかり送れるようになるためにです。

とはいえ、十分疲れているはずです。

あれこれたくさんの時間を使って準備しました。

そのみなさんがこれからすること、それは休息です。

心と体の休息です。

明日、明後日、しっかり休んでください。

オンとオフ、をしっかり切り替えてください。

もう一つ、忘れてほしくないことがあります。

それは周囲の人の助けがあって、今を迎えたことです。

家族の支えと助けがあって、先生や仲間の協力があって体育大会を行えたことに、にしっかり感謝しましょう。

感謝の気持ちを持つならば、週明けの学校生活にしっかり取り組めるはずです。

2022年度の体育大会はこれで終わりです。

しかし、清和での学校生活は続きます。

それでは来週朝のチャペル礼拝でお会いしましょう。

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