礼拝の話

2019/09/05 

9月4日(水)聖書:ヨハネによる福音書 14章1~3節 日本基督教団 高知東教会 野口幸生牧師

私の留学体験の続きです。
留学生のホームステイ先をしていた女性でルースという方がいました。
彼女と出会ったのは、大学入学前に語学学校で出会ったワタルを介してでした。
特にやることもないある日、いきなり「ルースの家に泊まりに行こう」とワタルが言いました。
突然でしたが、彼女は何の戸惑いもなく「Sure!」と。
彼女は以前、日本人留学生をホームステイで受け入れ、彼らが変わっていく経験から教会で、ホームステイ先になりませんかと呼びかけ、事務所まで設けたところでした。
自然体な人で、押し付けがましくなく、しょっちゅう神様に感謝していて、下手な英語をニコニコ聞いてくれて、こういう人と一緒にいたら神様いると思うよな、と思いました。
そして、12月。
クリスマスをルースの家で過ごしたいと思い、手紙を書きました。
イエス様を受け入れたよ、と一言添えて。
するとすぐ分厚い返事が届きました。
幸生がイエス様を受け入れて本当に嬉しい!と手紙越しに彼女がハグしてくれているような喜びが伝わってきました。
「イエス様を受け入れて以来、一度もイエス様は私を裏切ったことはなかった。辛いこともあったし、色々なことも経験したけれど、イエス様はずっと共にいて助け導いて支えてくれた。そのイエス様との歩みが幸生にも始まったのね!おめでとう!クリスマス、もちろん泊まりに来て!」と。
全部で20人以上いる大家族がクリスマスに集まって、イエス様の誕生を祝っているのを見て、これが本場か!いいな!と思っていたら、ルースが「あなたのプレゼントを開けて!」というのです。
「え?俺のがあるの?」
あるんです、“YUKIO”と書いた箱が。
イエス様を信じて初めてのクリスマスに、これがイエス様がプレゼント、と言われていることだとわかりました。
天の父はキリストの救いというプレゼントに名前を書いているのです。
私たち一人ひとりの名前を。

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