いのぐ

2016年06月16日

「いのぐ」という言葉を聞いたことがありますか。「いのぐ」という題で高知新聞朝刊にたまに連載されている記事があります。東南海地震を見すえて、地震への備えにつなげるための記事です。「いのぐ」とは古い土佐弁で「しのぐ」「いっしょうけんめい逃げる」という意味があります。単に防御すること以上に、ものごとに対して積極的に前向きに取り組む姿勢があるそうです。「よういのいできたね」とは「よく耐えてきたね」という意味になります。ただし、この「いのぐ」という言葉は、限られた地域でしか使われていないようで、古老でも知らない人がたくさんいるそうです。だからタイトルを変えた方がよいという意見に対して、編集側では一部でしか用いられていなくても、言葉の重みがあるので、ことの重要さを知ってもらう気持ちから変更するつもりはないといいます。

いずれにしろ、大規模な地震や津波に対して普段から備えておく必要はあります。私たちの学校でも、日頃から訓練をしていますが、積み重ねて行きましょう。

自然は確かに美しい半面厳しさを併せ持っています。ちょうど神さまの美しい天地創造に対する人間の側の罪の関係のようです。神さまの創造された世界は「とても良かった」と創世記に書かれています。実際に自然は美しく、毎年植物の芽が出て、花が咲き実を結ぶサイクルがあるから私たちは楽しみながら生きていることができます。

最近土佐の大きな自然と美しい景色や食べ物、人情にあこがれて、移り住む人がいらっしゃるので嬉しいです。西の仁淀川、四万十川、東の物部川、奈半利川、安田川などの清流に囲まれています。ここで暮らしている皆さんは、どれほど良いところに住んでいるか土佐を離れて気がつくかもしれませんね。高知市の中央を流れる久万川は汚れていますが、上流へ行くと、支流とその周りの景色はやはり美しく緑あふれる林野に囲まれています。

「ふるさとの山にむかいて言うことなし、ふるさとの山はありがたきかな」という言葉を残しているのは、明治時代の歌人、石川啄木です。大人になって故郷を思い出し、故郷に感謝している気持ちが表れています。

今みなさんは、その故郷で生きています。みなさんが大人になったとき、高知を離れる人がいると思いますが、故郷高知の自然が、大きな思い出となることでしょう。高知の自然を大いに満喫し、感謝しようではありませんか。

夏のキャンプや研修にどんどん参加して良い思い出をたくさん作ってくださいね。

お知らせ

清和ガールズ!!

校長室より

チャペルタイムス