食育について

2016年05月25日

世界保健機構に「発育盛りの子どもにとっては、軽い栄養不足でも知的遅れとか精神状態に不安定さが見られる場合がある」という報告があります。それにヒントを得た福山市立短期大学の鈴木雅子先生は「食生活といじめ」の関係についての研究で、「イライラする」「すぐカッとなる」などは脳の栄養不足に関係があると発表しています。人間の脳は、大人で体重の2%の重さですが、人間が必要とする全エネルギーの20%は脳細胞の活動に使われています。軽いくせに人間の脳は大食漢、大飯食(ぐ)らいといってもよいでしょう。

鈴木先生は、今の若者たちの食生活の中で、糖分の取り過ぎと欠食・食事をしないことを心配しています。糖分を取り過ぎると体内で反作用が起き、低血糖になります。低血糖は心のイライラを招き、また交感神経が興奮して、興奮状態を引き起こします。

糖分の取り過ぎは、間食やインスタント食品の取り過ぎなど偏(かたよ)った食生活に原因があるようです。栄養不足、栄養失調は、朝食ぬきなど三度の食事をきちんととっていないときに起こるようです。

家庭科の授業で習っているかもしれませんが、人間には40種類以上のミネラルと13種類のビタミンが必要です。食物繊維も大切で、栄養源としてはでんぷん、タンパク質、脂肪などを偏らずに取る必要があります。

そして食生活でもう一つ大切なことは、「食生活を通して心が育つ」ということです。家庭で皆一緒に食事を取ることは良いことです。しかし今日仕事や塾、習い事で忙しくなかなかこれが難しいようです。食事をしながらテレビやSNSを相手にしていると心は育ちにくいと思えます。また、お年寄りや小さい子などと食事をする時は、食事のペースを落とす必要がありますが、それは思いやりにつながって行きます。

ただしインスタントの食品がいちがいに悪いというのではありません。その使いみちについて考える賢い消費者になることを目指してください。

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